【発表会】『白猫プロジェクト』の人気キャラが「テニス」で対決! 球種の打ち分けまで可能な本格派スポーツゲーム『白猫テニス』詳細をレポート


コロプラ<3668>は、5月19日、今夏配信予定のスマートフォン向け新作ゲームアプリのメディア向け発表会を都内で開催した。本稿では、発表会で明かされた詳細や、試遊を経て判明した情報をお届けしていく。


■『白猫』キャラの個性がより際立つ『白猫テニス』を発表!


発表会が始まると、まずは新作ゲームアプリについてのプロモーション映像が公開。今回、発表されるタイトルが本格スポーツゲーム『白猫テニス』であることが明かされた。なお、こちらのプロモーション映像については、現在、YouTubeにて公開中の「浅井Pのお世話にニャっております!」でも視聴可能となっている。

【浅井Pのお世話にニャっております!】





続いて、『白猫プロジェクト』プロデューサーの浅井Pが登壇。浅井Pは、「この度、『白猫プロジェクト』の新たな展開・進化として『白猫テニス』を公開できることを嬉しく思っております。ただのスピンオフではなく、弊社らしく楽しい仕上がりのテニスゲームとなっております」とコメント。『白猫テニス』についての概要が紹介された。


▲『白猫プロジェクト』プロデューサーの浅井P。

『白猫テニス』は、その名の通り、『白猫プロジェクト』の人気キャラたちが登場するテニスゲームだ。ちなみに、今回、数あるスポーツの中からテニスを題材に選んだ理由として、『白猫プロジェクト』の魅力を最大限に活かして楽しんでもらえるスポーツを考えたときに1番適していたのがテニスだったという。キャラにフォーカスされたゲームであったため、「個人競技であること」が重要だったと浅井Pは語った。



本作で最も注目したいポイントは、対人戦が楽しめることだという。シングル・ダブルスがプレイ可能となっているため、最大4人で対戦をすることができる。そのほか、マッチングの仕組みとして「フレンドマッチ」と「ランダムマッチ」が用意されていることが明かされた。



また、『白猫プロジェクト』らしさを踏襲するためのファンタジー要素として「スーパーショット」や「キャラクターチェンジ」というシステムが搭載されているという。「スーパーショット」は、ラリーを続けてゲージを溜めることで、一発逆転が狙える大技を放てる。コートに物が落ちてきたリ、相手にダメージを与えたり、球が速くなったり、各キャラによって様々な効果を持っているとのこと。

一方、「キャラクターチェンジ」では、対戦に連れて出た3人までのキャラを切り替えながらバトルを行える。キャラには、動くことで消費され、なくなると動きが鈍くなる「体力」や、パラメータに影響を与える「コート相性」などが設定されている。このため、戦況によってキャラチェンジを上手く活用しながら戦うという、普通のテニスゲームにはない遊びが楽しめそうだ。



ランダムマッチでは、最も強いテニスプレイヤーを決める「タワー」と呼ばれるモードが用意されている。100階まであるタワーを舞台に、同じ階層にいるプレイヤーとの対戦に勝利して最上階まで登ることが目的となるという。



また、リリース時に実装されるキャラとして『白猫プロジェクト』に登場する「主人公」、「アイリス」、「フラン」、「マール」、「クライヴ」、「ダグラス」、「ザック」、「カスミ」、「ミラ」が公開された。浅井Pは、『白猫プロジェクト』とは異なるキャラデザインになっている理由として「『白猫テニス』ならではの魅力を掘り下げるために注力しています」と語った。本作では、「フェイシャルアニメーション」が実装されているため、表情を変えるなど今までにはできなかった表現も可能になっているとのこと。

そのほか、キャラに関しては『白猫テニス』オリジナルのものも登場する。アプリ配信後も、『白猫プロジェクト』の既存キャラ、『白猫テニス』オリジナルキャラの双方からキャラを追加し、本作を盛り上げていく予定だという。さらに浅井Pは、「キャラのストーリーについても考えていきたい」とコメントした。




操作については、コロプラが独自に開発したインターフェース「ぷにコン」を搭載。スワイプでキャラを移動させ、キャラの周りに現れる枠と、飛んでくるボールにタイミングを合わせてタップすることで打ち返せる。テクニカルなとろこでテニスらしい操作としては、インパクトの瞬間にフリック入力を行うことで球を左右への打ち分けや、ロブやスピンといった回転をかけることもできるようになっているという。



キャラの育成要素としては、『白猫プロジェクト』と同じく「ソウルボード」で行う。対戦の結果に関わらず、ゲームを遊ぶことで手に入るルーンを消費し、パラメータを上げたり球種を解放したりできるとのことだ。

タウンについても同様で、金鉱を作ってお金を手に入れたり、施設を建てることでキャラタイプごとにパラメータの底上げをすることが可能となっているという。



次に、『白猫テニス』プロジェクトマネージャーの福Pが登壇。実機を使って、開発陣による対人戦のデモンストレーションが行われた。


▲『白猫テニス』プロジェクトマネージャーの福P。

 
 
▲「フレンドマッチ」から、試合形式やコートタイプを設定して部屋を作成できる。

 
 
 
▲コートに現れたアイテムを取得すれば「体力」を回復することができる。

 
▲『白猫プロジェクト』でもお馴染みのエモーションも搭載。コミュニケーションを図ることができる。

 
 
 
 
▲コートに氷が張られて触ると滑るという仕掛けも。

 
※画面は開発中のため、変更になる可能性があります。

また、本日(5月19日)より、LINE@アカウントを使った友だち登録キャンペーンを開始することが明かされた。こちらのキャンペーンについての詳細は、速報記事にてお伝えしているので、そちらを参考にしていだきたい(関連記事)。



【『白猫テニス』概要】


その後、浅井P、福Pに対しての質疑応答のコーナーが設けられた。


▲ホシタヌキに似た風貌の新キャラ「テニタヌキ」も公開。

「対戦のほか、ソロプレイで楽しめるモードはありますか?」との質問には、「本作にはツアーというモードが搭載されています。NPCと戦いながら強くなっていけるモードとなっております」と回答した。

ビジネス面に関しては、『白猫プロジェクト』を踏襲しており、スタミナ制ではなく、キャラやギア(ラケット&シューズ)をガチャで手に入れるモデルを考えているという。ギアは、キャラに装備して強化するものとのこと。

最後に、浅井Pは今後の展望について「今回の『白猫テニス』を含め、世界観を広げるという意味で、最近では「白猫キャラバン」を開催するなど、ゲームを飛び出したところで広げていく可能性は充分にあります」と語った。


 
(取材・文:編集部 山岡広樹)



■『白猫テニス』
 

公式サイト


© 2016 COLOPL, Inc.
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る