日本科学未来館、「Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」をスマッシュコーポレーションと共催 音楽体験を拡張する実験的なVRを展示

日本科学未来館は、6月29日から7月18日までの18日間、「Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」をスマッシュコーポレーションと共催することを発表した。

「Björk Digital」は、アーティスト・ビョークの音楽と、最先端のテクノロジーの融合により、音楽体験を拡張する実験的なVRの展示プロジェクト。会場では、世界の映像クリエーターやプログラマーとのコラボレーションにより実現した、ビョークによる新たなVR作品を5つのエリアを通して体験することができる。

2013年に開催した「Biophilia Tokyo」に続き、音楽と最先端のテクノロジーの融合というコンセプトが未来館の活動と共鳴し、開催が実現。ビョーク本人が来日し、オープニングにあわせて日本科学未来館に滞在する。「Björk Digital」の開催は、今月オーストラリア・シドニーで開催されるフェスティバル「Vivid Sydney」に続く、世界で2回目となる。

展示内容の詳細は、未来館ウェブサイトで後日公開する。

(以下、プレスリリースより)

<展示概要>
「Björk Digital ― 音楽のVR・18日間の実験」
開催日時: 2016年6月29日(水)-7月18日(月・祝)午前10時~午後5時
※ただし金土日(7月1日(金)~3日(日)、8日(金)~10日(日)、15日(金)~17日(日))は午後10時まで開催

休館日:2016年7月5日(火)、12日(火)

会場:7階 イノベーションホールほか

料金:2500円(税込)
※入場時間指定制、整理番号付
※入場券は6月11日(土)午前10時よりチケットぴあ(http://w-concept.jp/piaweb/bjork/bjork.html)にて販売開始
※展示の中心となるVRコンテンツは12歳以上が対象です
※未就学のお子様のご入場はできません
※小学生以上は入場券が必要となります
※企画展、常設展、ドームシアター(いずれも午後5時まで)の鑑賞には別途料金がかかります

主催:スマッシュコーポレーション

共催:日本科学未来館

協力:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ


ビョーク・デジタル・オープニング・パーティー
オープニング・パーティーとして、ビョーク本人によるDJ公演が行われます。(ビョークの出演はDJのみ)
※時間、料金等の詳細は近日発表します。
開催日時:2016年6月29日(水)
会場:日本科学未来館

・ビョーク プロフィール
アイスランド出身のシンガー/ソングライター/プロデューサー/女優。1980年代後半より、ザ・シュガーキューブスのヴォーカルとして活躍し、UK、ヨーロッパを中心にブレイク。1993年にファースト・アルバム『デビュー』でソロ・デビューを果たして以来、2千万枚のアルバム・セールスを誇り、その先鋭的かつ多様なサウンドで世界中の音楽ファンの絶大な支持を受けている。これまで8枚のスタジオ・アルバムに加え、映画サウンドトラック、リミックス盤、ライヴ盤など含め、20作品以上をリリース。これまで、トム・ヨーク、ティンバランド、べック、アレキサンダー・マックイーン、スパイク・ジョーンズなど、音楽にとどまらず多岐にわたるジャンルの著名人とのコラボレーション歴も誇る。2000年にはミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に主演し、初出演映画にして、カンヌ国際映画祭<パルムドール>賞と<最優秀女優賞>を獲得。

2015年4月にリリースした8作目アルバム『ヴァルニキュラ』は全世界24カ国のiTunesチャートで1位を記録し、第58回グラミー賞で<最優秀オルタナティヴ・アルバム>にノミネート。2015年3月には、自身のソロ・キャリアを衣装や映像の展示と共に振り返る大回顧展をニューヨーク現代美術館(MoMA)にて開催。2016年4月には、『ヴァルニキュラ』の360°VR映像作品の展示プロジェクト『Björk Digital』をローンチ。