模型メーカーの老舗企業である童友社は、「東京おもちゃショー2016」で、各種模型製品やラジコンカーなどのほか、ドローン製品を出展していた。製品の多様さに加え、操作体験できるコーナーも設けていた。
今回の目玉は「ピッコロ」と呼ばれる新製品だ。全長わずか30mm、重量7.3gという極小サイズのドローン。約30分の充電で、4-5分間飛行させることができるという。複数機体の同時操作ができるほか、3段階のスピード切り替えや空中回転操作なども楽しめるようになっている。
同社によると、ドローンについては、初期に比べて操作性の改善、簡易化が著しく進んでいるそうだ。例えば、空中で停止する「ホバリング」なども自動で行うことができるという。個人差はあると前置きしつつも、1時間も操作すれば、おおむね操作方法は習得できるとのこと。
▲写真では全く伝わらないだろうが、ホバリングをしているところである。コントローラーから手を離し無操作状態だったが、自動的に高さを維持してくれている。
なお、航空改正法でドローン規制が行われているが、規制対象は本体200g以上の製品に限られる。同社は、製品はいずれも200g以下で、国土交通省への申請は不要としている。ただ、ドローンそのものの使用が禁止されている場所があるほか、なにより他の人に迷惑をかけないようマナーを守って遊んで欲しいとコメントした。
▲こちらも新製品。写真や動画撮影が可能となっている。
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