電通ラボ東京、ビョーク氏のパフォーマンスとコラボした「Making of Björk Digital」の360度VR動画のリアルタイムストリーミング配信を実施

電通<4324>において、テクノロジー起点の新しい表現開発に取り組む制作チーム「Dentsu Lab Tokyo」(電通ラボ東京)は、世界的に著名なアーティストBjörk(ビョーク)氏のパフォーマンスとコラボレーションした「Making of Björk Digital」の360度VR(バーチャルリアリティー)動画のリアルタイムストリーミング配信を6月28日の午後8時から約5分間実施することを発表した。

これはDentsu Lab Tokyoとビョーク氏が、日本科学未来館で行われる同氏の最新VR展示プロジェクト「Björk Digital ― 音楽のVR・18日間の実験」(2016年6月29日~7月18日、関連記事)のプレイベントとして行うもので、公開収録を予定している。音楽のみならず映像や最新科学技術を駆使し、常に革新的な世界観を追求し続けるアーティストであるビョーク氏の活動の現在地点を表現する。

この実演の舞台は、日本科学未来館のシンボル展示である世界初の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」。MITメディアラボのネリ・オックスマン教授と同ラボMEDIATED MATTER GROUP制作の3Dプリンタによる細密なマスクを装着したビョーク氏が、ライゾマティクスリサーチが開発したAR/VR演出技術とP.I.C.S.の映像制作協力による最新テクノロジーを駆使した演出の中、これまでにないパフォーマンスを行う。さらに、この模様を配信するリアルタイムストリーミングでは、360度カメラにAR/VR技術が組み合わさりビョーク氏の音楽表現の可能性を拡張していく。

また、この実演の後、日本では初となるビョーク氏のトークショーも行う。日本科学未来館のキュレーターである内田まほろ氏やDentsu Lab Tokyoの菅野薫氏、制作に携わったディレクターたちがビョーク氏とともに、制作秘話やテクノロジーとクリエーティブの未来について語り合い。

■「Making of Björk Digital」の実演とトークショーについて
・主催:Björk Digital Tokyo Project
・企画:Björk / Dentsu Lab Tokyo / 日本科学未来館
・協力:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
・開催日時:2016年6月28(火)午後8時~10時(日本時間)
ライブストリーミング配信URL:http://dentsulab.tokyo/events/20160628/(視聴は無料)
※ライブストリーミングは午後8時から約5分間を予定。トークショーは配信されない。

・公開収録
会場:日本科学未来館 3階「ジオ・コスモス」前
開場:午後7時半
開演:午後8時(午後10時終了予定)
出演:ビョーク/内田まほろ(日本科学未来館)/菅野薫(Dentsu Lab Tokyo)/真鍋大度(ライゾマティクスリサーチ)/TAKCOM(P.I.C.S. management)を予定=敬称略
詳細はこちら:http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/bjorkdigital.html

※公開収録に参加するためには、チケットが必要となる。

チケットの詳細はチケットぴあ(http://w.pia.jp/t/bjork-t/)にて確認できる。
チケットに関する問い合わせは、Zeppライブ(03-5575-5170)まで。