【SPAJAM2016】『おどROKU』を開発した「ちゅらゴンズ」が最優秀賞に輝く…「シリコンバレースペシャルツアー」など豪華賞品が贈呈



モバイル・コンテンツ・フォーラムと、スマートフォンアプリジャム2016実行委員会は、この日(7月4日)、東京都内で国内最大級のアプリのハッカソンイベント「SPAJAM 2016」の表彰式を開催した。今回は、12チームによる激戦の末、『おどROKU』を開発した「ちゅらゴンズ」が最優秀賞を獲得した。

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表彰式の冒頭、大会委員長で、C Channel社長の森川 亮氏が挨拶し、「音」というテーマで競い合った。非常に抽象的で難しいテーマであったが、VRやIoTなどを活用したアプリなど、面白いものが出てきて、氏個人も楽しませてもらったと感想を述べた。
 


最優秀賞を獲得した「ちゅらゴンズ」は、丹下 友希さん、秋月 徹さん、大城 文那さん、山本 有悟さん、金子 晃大さんの5人チームとなる。丹下さんが昨年開催されたSPAJAMや、沖縄で開催されたParadise Jamなどハッカソンイベントで出会った人に声をかけて結成したという。
 


開発したアプリ『おどROKU』は、声の寄せ書きお祝いアプリとなっている。複数人がそれぞれ収録した、20秒程度の動画をつなげて、VRで一度に視聴できるというもので、アイディアの斬新さや、Google Playにすでに申請するなど完成度の高さが評価されたとのことだった。

賞品として、「シリコンバレースペシャルツアー」や「Tech Shop Tokyo1ヵ月無料利用権」、日本一美味しいお米5名分、逗子海岸海の家「なみある?ビーチハウス」BBQご招待券、Google Playギフトカードが贈呈された。
 



 

受賞時のコメントで、丹下さんは、「東京で行われた予選のために、わざわざ沖縄から来てもらったメンバーもいた。本選に出場できるとわかった時から、最優秀賞を取らない訳にはいかないと思っていた。」と感涙にむせんだ。

また、優秀賞には、『音ん。』を開発した「おおさき温泉同好会」、『スタカラ-Study Karaoke-』を開発した「MATSU OK ROCK」が選ばれた。このほか、審査員特別賞には、キャリーバッグを擬人化するアプリ『きゃりーばぐばぐ』を開発した「Teamはぎー」選ばれた。
 



「日本Androidの会」名誉会長の丸山不二夫氏は、総評として、「今回、テーマとなった「音」は、いまホットな領域だと感じてもらいたかった。キーボードとディスプレイ、タッチスクリーンが主流だが、声による対話が急速に、大きな広がりを持って進んでいる。若い方はそういった部分のキャッチアップが弱かったのではないか」とコメントした。

続けて「若い日本の開発者がその流れの中で先頭を行くようなアプリを開発してもらいたい。日本の若い開発者のやることはまだたくさんある。賞と獲得したところとそうでないところの差は非常に小さい。来年のSPAJAMでもがんばってもらいたい。」と今後の活躍に期待を示した。
 






 
(編集部 木村英彦)
 
 
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