コロプラ<3668>は、2024年9月期の決算説明会で、「Brilliantcrypto」の評価について質問を受けると、「デジタル宝石の価値創出が実現できていることから滑り出しは好調と評価している」と回答した。費用が先行している現状だが、IEOで調達した15億円が会計の都合上、売上にまだ振り替わっていない影響も大きいという。これについては、ユーザーのゲームプレイ(=役務提供)に伴って売上に振り替わる見通し。
「デジタル宝石の価値創出」は何を意味するかというと、累積売上と将来収益の合計であるGRV(Gross Revenue Value)を指標としているそうだ。第4四半期は、累積売上高2億円、将来収益14億円の合計16億円となった。
本作は、コロプラ子会社のBrilliantcryptoがリリースした遊んで稼げるPlay to Earnゲームで、PC版が6月17日、モバイル版が8月7日よりサービスが始まった。
暗号資産BRILトークンが、9月10日にグローバル暗号資産取引所のBit2Meへ上場し、ブラジルをはじめとする世界66ヶ国で取り扱いを開始した。また、デジタル宝石の取引状況については、9月末時点のデジタル宝石の累計取引件数が10万件を突破し、足元では15万件を突破するなど、ゲームリリース以降、取引ペースは順調に推移しているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668