はじめましての人も、そうじゃない人も、どうもすいません。
板垣といいます。3戦目です。都内のエンタメ企業で働いてます。
前回&前々回と、「文章が長いよ!」という指摘を各方面から頂いたので、改善していこうかなと思いまして。
今回から短めで読みやすい文章を心がけてやっていこうかなと(見返してみると、確かに長いですね、、、)。
● 「クラッシュ・ロワイヤル」がバージョンアップされたらしいよ?
ところで、クラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)が7月頭にバージョンアップされて、大会が開けるようになったらしいです。
※クラロワは、「自分の砦を守りながら敵の砦を落とす」ことが目的の、面白ストラテジーゲームです。(過去の紹介記事はコチラ)
今回は、追加された「大会機能」が、e-sportsへのステップアップになりえるのかどうか?を考えてみようかと思います。
● 「大会機能」って??
ユーザーが「大会を開きたい!」と思ったタイミングで、「自分で大会を開ける機能」のようです。
友達や、近くのプレイヤーを即席で集めて、最大1000人規模の大会を開催出来る感じ。
そんなにすぐに集まるのかどうか分かりませんが、中々強気の設定ですね。
参加募集中の大会が開催されていれば、参加表明することですぐに参加出来るみたいです。
また、大会で優勝すれば、普通にプレイするよりも豪華な報酬がもらえるような仕組みですね。
ちなみに、公平さを保つ為に、ちゃんとレベル制限もあるみたいですね。さすがです。好感が持てますね。
● とりあえず参加してみた
とりあえず体験してみよう。。。と思ったのですが、なんてこった!大人気で全然参加出来ません!!
どの大会もどの大会も、すぐに「大会は満員です」の表示。本当にタイミングがピッタリ合わないと参加出来ない状態です。
アップデートされてから、まだそこまで時間が経っていないってのも原因としては大きいでしょうが、クラロワのアクティブユーザー数の多さを物語っていますね。
全世界が同時にプレイしているということで、どの時間帯でも一定のユーザーが遊んでいるだと思います。
● 自分で大会を開いてみた
参加出来ないなら自分で開催してしまえ!ということで、自分主催の大会を開いてみました。
・大会開催には、最低500エメラルド(600円相当)が必要。
・大会規模は、開催者が自由に決められる。
・大会規模によって、必要エメラレルド数が異なる。
・優勝の報酬は、大会の規模によって変化する。
そして案の定、開催して数秒でプレイヤー数が上限値に達しました。いやぁ、凄いですな。
大会の流れは至ってシンプルです。
開催期間中にバトルをしまくって、一番勝利数が多かった人の優勝という形。
開催期間は、1時間で終わるモノから日単位のモノまで幅広いので、場合によっては拘束時間がスゴイことになりそうな予感。
あと、自分が戦わない時も、他の人のプレイをリアルタイムで観戦することが出来るのも面白いです。
ちなみに、、、板垣の順位は真ん中くらい。報酬は貰えず!悲しい!!
● 主催者側のメリットは??
初回だけ、開催費の500エメラルドが返ってくるボーナスがあるのは救いでした。
ただ、開催者ならではのメリットってのは、特には無さそうです。
順位に応じた報酬は確かにありますが、そこは開催者じゃなくても貰えるものなので、なんとも。
パスワードかけると、身内だけの大会を開くことも可能なので、そこを狙っているんだろうなぁーとは思います。
「友達同士で大会開いて遊ぶ為の利用料」としての課金なイメージです。方向性としては、こっちの需要な気はしますね。
● 大会機能の同梱は、e-sportsへの近道?
結論としては、現時点では「まだ正しい大会の使い方を全員が模索している」といった段階なんだろうなと思いました。
例えば、ピアノの練習を続けて、近場の発表会などで披露を続けているとしましょう。何度か経験を積むと、おそらく「そろそろコンクール出てみようかな?」ってなりますよね。
それと同じ感じで、将来的にクラロワで大きな商業イベントが開かれた際に、大会である程度慣れていれば「オレも出てみようかな」というきっかけになるのは間違いないんだろうなと。
その流れから、e-sportsへ参加することが特別な事ではなくなっていき、ゲームの大会に出るのが当たり前になる。大会に出るのが当たり前だから、ヒーローになるチャンスが増えていく。そうやって、ヒーローが少しずつ増えていく。。。
クラロワ運営陣側も、オフでのイベント開催自体は禁止していないようなので、これからどんどんイベントが増えていくのかも。
スマホでのe-sportsも、理想ではなく、ちょっとずつ現実に近づいて来てるんだなと。そんな可能性を感じたクラロワの大会機能追加でした。
【過去記事アーカイブ】
・第1戦…「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」
・第2戦…「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
→過去記事一覧
●現在、鋭意採用中!
ポノス株式会社は本社が京都ですが、東京でも元気に営業中! 現在、「見てる人が楽しい」をコンセプトにしたスマホ向けe-sports用タイトルの開発を進めています。専用の開発スタジオも作りました。
現在、積極的に仲間を募集中!!
著者
板垣護
ポノス株式会社、e-sports事業の総括。
最近の一言「全然関係ないけど、最初にソーセージを考えたヤツって正気の沙汰じゃないよなぁ、と思う。動物の腸に肉を詰めて食べてみようという発想がスゴイ。」
会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場