【ゲーム株概況(7/25)】『ポケモンGO』による業績貢献期待のはく落で任天堂がS安 通期予想増額と株式分割発表でモバファクがS高
7月25日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅続落し、前日比6.96円安の1万6620.29円で取引を終えた。今週より主要企業の4~6月決算発表が本格化することから市場全体に様子見ムードが強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前週末にかけては『ポケモンGO』への期待感から買い基調が続いていた任天堂<7974>が終値ベースでストップ安となるなど急落した。任天堂は前週末に『ポケモンGO』による同社の2017年3月期業績に与える影響は限定的との発表(関連記事)を行っており、業績への貢献期待による買いがはく落する格好となった。
一方、位置情報ゲーム関連でも対照的に買われたのは、モバイルファクトリー<3912>だ。こちらは前週末に第2四半期決算の発表とともに2016年12月期通期の業績予想の増額修正と9月末割当での1対2株の株式分割の実施を発表しており、前週末の後場からの上昇の流れを引き継ぐ形になっている。
【関連記事】
モバイルファクトリー、『駅メモ』好調を受けて16年12月期の営業益予想を13%上方修正 2Qの営業益も2.2倍に 位置ゲームの売上高はQonQで14%増(グラフ追加・追記)
モバイルファクトリー、1対2株の株式分割を実施…投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図るため 期末配当予想も実質上方修正へ
ほか、モンストアニメの映画化を発表したミクシィ<2121>や、ドイツ証券が目標株価を6400円から7200円に引き上げたサイバーエージェント<4751>などが買われ、ドリコム<3793>やLINE<3938>なども高い。
半面、大手ゲーム株は軒並み安となり、前週末に『ポケモンGO』関連として物色が入ったカヤック<3904>も利益確定の売りに押されて大幅反落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前週末にかけては『ポケモンGO』への期待感から買い基調が続いていた任天堂<7974>が終値ベースでストップ安となるなど急落した。任天堂は前週末に『ポケモンGO』による同社の2017年3月期業績に与える影響は限定的との発表(関連記事)を行っており、業績への貢献期待による買いがはく落する格好となった。
一方、位置情報ゲーム関連でも対照的に買われたのは、モバイルファクトリー<3912>だ。こちらは前週末に第2四半期決算の発表とともに2016年12月期通期の業績予想の増額修正と9月末割当での1対2株の株式分割の実施を発表しており、前週末の後場からの上昇の流れを引き継ぐ形になっている。
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半面、大手ゲーム株は軒並み安となり、前週末に『ポケモンGO』関連として物色が入ったカヤック<3904>も利益確定の売りに押されて大幅反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974