総務省は、この日(7月27日)、大人気スマートフォンアプリ『ポケモンGO』に関する注意喚起を行い、ユーザーにはゲームで遊ぶ際にはマナーを守り、周囲に配慮してほしいと呼びかけた。『ポケモンGO』は、屋外で遊ぶことが前提のゲームであるが、リリース以来、屋外で遊んでいる際に起こったとみられる事故やトラブルが国内外で発生している。今回の注意喚起は、それを受けたものだ。
スマートフォンの画面を見ながら歩いたり、自動車・自転車などに乗ったりするといった、いわゆる「ながらスマホ」は、自分自身が事故やトラブルの被害に遭うだけでなく、周囲の人々に怪我をさせたり、通行の妨げとなってしまったり可能性がある。また、ゲームに夢中になるあまり、知らないうちに駅のホームや民家、立入禁止区域などに侵入してしまい、トラブルになる可能性もある。
同省では、具体的な対策として、ゲームにある便利な機能を活用してほしいと述べた。例えば、端末の画面を見続けなくてもポケモンの出現を音や振動での通知してくれる機能を活用することで「ながらスマホ」が防げるという。また、ポケストップやポケモンについては、半径数十メートルのエリアに入ればアクセスできるため、立ち入り禁止区域に無理に入らなくても利用可能な場合が多いという。
このほか、利用方法については、ポケモンを捕まえる際には周囲を確認したうえで行い、急に立ち止まるようなことがないようにすること、そして、危険な場所にポケストップやジムがある場合、施設の所有者以外でもゲーム公式ウェブサイトから削除リクエストを行うことができるのでそれを活用してほしい、とコメントした。
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