ハピネット、1Qは売上高12%減、営業益80%減と大幅減益に 流通部門、コンテンツ部門ともヒット商材に恵まれず低迷

玩具卸大手のハピネット<7552>は、8月9日、2017年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高327億5700万円(前年同期比12.2%減)、営業利益1億5200万円(同80.4%減)、経常利益9500万円(同87.9%減)、四半期純損益2600万円の赤字(前年同期4億7100万円)と最終赤字を計上した。
 

流通部門において、市場をけん引するような商材がなかったことや、コンテンツ部門において利益率の高いオリジナル商材で目立ったヒットがなかったこことにより、売上高・利益ともに低調に推移した。

なお、第三者割当増資の引き受けにより、持分法適用関連会社となったブロッコリー<2706>については、早期にシナジーを発揮するべく体制を整え、随時取り組みを進めていくとしている。

なお、2017年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高1900億円(前期比1.5%増)、営業利益40億円(同15.9%増)、経常利益40億円(同14.4%増)、当期純利益26億円(同10.2%増)の見込み。

 
株式会社ハピネット
https://www.happinet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ハピネット
設立
1969年6月
代表者
代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
決算期
3月
直近業績
売上高2824億4100万円、営業利益55億7500万円、経常利益58億5300万円、最終利益35億5400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7552
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