マーベラス、『ポケモンメザスタ』を2025年4月より海外で稼働開始　国内で始まった『ポケモンフレンダ』と同様に好調な立ち上がり

マーベラス<7844>は、2025年3月期の決算で、ポケモンキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』について、2025年4月より海外での稼働を開始したとし、好調なスタートを切っていると明らかにした。【5月21日追記】タカラトミーによると、中国、香港、台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポールで開始し、25年7月からは韓国でも導入する予定。シンガポール子会社、中国拠点とも連携しながらプロモーションを強化し、さらなる拡販に努めていく。

『ポケモンメザスタ』の開始に先立ち、『ポケモンガオーレ』の海外での稼働を一部を除いて終了したが、最後まで人気が継続し、前年を上回る好調な実績となったとのこと。

2024年7月より稼働を開始した『ポケモンフレンダ』については、前作『ポケモンメザスタ』を大幅に上回る稼働開始から9か月というスピードで累計プレイ回数が1億回を突破するなど人気を博しているとコメントした。

このほか、昨年11月からは、同社が展開するオリジナルのプライズマシン「TRY シリーズ」より、新作の『TRY CATCH』が稼動を開始した。

なお、2025年3月期の業績は、海外展開の拡大や新規プライズマシンの発売等で売上高は15.8％増の104億4600万円と伸びたものの、筐体の入れ替えに伴う先行費用の増加や、海外新規ビジネスの一部不振により、セグメント利益は同13.6％減の26億8500万円だった。

また、不振の海外新規ビジネスの筐体については、将来の回収可能性を鑑み、期末に一括償却をし、特別損失を計上したとのこと。