【TGS2016】KDDIが発表・展示する複数人参加型のVRデモコンテンツ「Linked-door」に関わるコンテンツをモノビットが制作
モノビットは、2016年9月12日、KDDIが東京ゲームショウ2016にて発表・展示する複数人参加型のVRデモコンテンツ『Linked-door loves Space Channel 5』において『Linked-door』に関わるコンテンツを制作したことを発表した。(※1)
この制作にあたってはモノビットVRの制作チームにさらにモノビットスタッフのエンジニアやデザイナーなど、ゲーム制作のスペシャリスト達が加わり、専任のチームを結成。なお、KDDIが本デモコンテンツでテーマとしている人と人とがVR空間内で繋がる『Linked-door』において同社の製品であるリアルタイム通信エンジン「モノビットエンジン」を利用して、VRボイスチャット通信などのマルチコミュニケーションを実現している。
■VRコンテンツ開発に関して
本VRデモコンテンツ制作チームはトータル10名ほどのディレクター、プランナー、プログラマ、デザイナーで構成され、ワンストップで制作を担当。本デモコンテンツでは自社技術のリアルタイム通信エンジン「モノビットエンジン」を利用して、テーマであるマルチコミュニケーションをボイスチャット通信で実現。今後、同社の得意とするネットワーク技術とゲーム制作で培ったノウハウを活かし、独自のネットワーク対応型VRコンテンツの開発研究を中心に各種VRコンテンツ制作を行っていくという。
■『Linked-door loves Space Channel 5』概要
KDDIより展示・公開される通信を活用した複数人参加型のVRデモコンテンツ『Linked-door loves Space Channel 5』(リンクトドア ラブズ スペースチャンネル ファイブ)は「東京ゲームショウ2016」のVRコーナー内HTCブースで展示される。
『Linked-door loves Space Channel 5』では、VR空間内で他のユーザーと出会い、一緒に歩きながら音声で会話したり、ダーツで遊んだりするといったコミュニケーションを体験できる。さらに、今回のコンテンツの最後には、セガ(現・セガゲームス)より約15年前に発売されたダンスと音楽を題材にしたゲーム『スペースチャンネル5』の世界の中をVRで楽しめるデモ版を体験可能。
スペースポートを舞台に『スペースチャンネル5』の主人公で局のリポーター「うらら」が謎の宇宙人「モロ星人」と戦い、踊らされた人々を救出するリポートショーの現場を目の前で観覧しながら、一緒に応援して楽しめるとのこと。
『Linked-door loves Space Channel 5』画面イメージ (画面は開発中のもの)
『Linked-door loves Space Channel 5』イメージイラスト
[出展情報紹介サイト] :http://innovation.kddi.com/tgs2016/
[協力会社] :グランディング株式会社・株式会社モノビット Space Channel 5 : ©SEGA
※1:「Linked-door loves Space Channel 5」において「スペースチャンネル5 ウキウキビューイングショー」に関連する開発は、グランディング株式会社が行っています。
・「HTC VIVE」はHTC Corporationの商標または商標登録です。
・「Space Channel 5」(スペースチャンネル5)は、株式会社セガホールディングスまたはその関連会社の登録商標または商標です。
・本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
■「VRクラウド」の開発について
株式会社モノビットのミドルウェア事業部では、『モノビットエンジン』というリアルタイム通信エンジンを開発、販売しており、ネットワークゲームの基幹技術について高いノウハウを持っている。その最先端のネットワークテクノロジーとCTOの中嶋 謙互氏により、「VRクラウド」の開発を行い、VR内で世界中の人々が集えるVRオンラインコンテンツ制作をスムーズに行える環境を提供。
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240