【ゲーム株概況(10/11)】16年8月期決算が予想比上ブレのトーセがS高　3Qで3.3億円の営業赤字を計上のシリコンスタジオは5000円割れ

3連休明けとなる10月11日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比164.67円高の1万7024.76円と9月7日以来約1ヶ月ぶりとなる1万7000円台を回復した。欧米株高や原油高、為替の1ドル＝104円台への円安推移など主に海外要因を背景に朝方から買い先行の展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>が朝方からストップ高買い気配に張り付いて終日推移するなど強さを見せた。トーセは、前週末10月7日に発表した16年8月期決算は前年同期比では減収減益となったものの、7月7日発表した修正予想と比べて上ブレで着地したことが材料視された。

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また、アカツキ<3932>やエクストリーム<6033>、enish<3667>なども買われた。エクストリームは大引け後にロシアのゲームパブリッシャーDatcroft社から4タイトルの日本国内配信権を取得し、海外ゲームパブリッシング事業を開始することを発表（関連記事）しており、明日以降の株価動向も注目されるところだ。

半面、アクセルマーク<3624>やカヤック<3904>、ガーラ<4777>などの下げがきつく、前週末10月7日に発表した2016年11月期の第3四半期累計（12～8月）の連結決算が3.3億円の営業赤字を計上（関連記事）となったシリコンスタジオ<3907>は大幅続落し、5000円台を割り込んだ。

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