アクロディア、16年8月期の売上高は50％増の22億円と大幅増収、赤字幅も縮小

アクロディア<3823>は、10月17日、2016年8月期の連結を発表し、売上高22億8000万円（前の期比50.6％増）、営業損益3億3000万円の赤字（前の期8億6600万円の赤字）、経常損益3億6800万円の赤字（同8億7700万円の赤字）、最終損益5億0400万円の赤字（同7億4800万円の赤字）だった。

 

同社では、主に下期に見込んでいたソーシャルゲームの売上が伸び悩んだことや、ゲーム受託開発の開始時期の遅れにより売上寄与が低かったこと、ふるさと納税向け関連ビジネスにおいて付随して提供する端末購入費用による原価の増加から利益率が低下した、としている。

さらに、エミシア社の株式取得、ネクスト・セキュリティ社との株式交換に伴う手数料、新株発行に係る手数料等の支払手数料なども営業外費用として収益を圧迫した。このほか、一部のソフトウェア資産について減損処理を行い、減損損失1億2200万円を特別損失として計上したという。

2017年8月期は、売上高34億8200万円（前期比52.7％増）、営業利益1億2700万円（同黒字転換）、経常利益1億2000万円（黒字転換）、最終損益1億1300万円（黒字転換）を見込む。