ケイブ<3760>は、10月19日、大和証券を割当先とした第三者割当による行使価額修正条項付第21回新株予約権を発行し、約4億6000万円を調達することを発表した。調達資金は、『ゴシックは魔法乙女』のマス媒体を活用したプロモーションに充当する。
同社は、『ゴシックは魔法乙女』を次のステージに引き上げ、ヒットタイトルに育てるための、マス媒体を活用したプロモーション活動が必須と認識し、『ゴシックは魔法乙女』に係る広告宣伝費及び新規タイトルの開発費の調達を目的として、2015年8月10日に、ドイツ銀行ロンドン支店を割当先とする第18回乃至第20回新株予約権を発行した。
第18回乃至第20回新株予約権の当初調達予定額の総額は約16億円(差引手取概算額)を想定しており、同社はこれまで、第18回乃至第20回新株予約権の払込金額としての153万円に加えて、第18回新株予約権の発行数200,000個のうち、10,000個の行使により2200万円(行使額面総額)、第20回新株予約権の発行数100,000個のうち、10,000個の行使により1760万円(行使額面総額)を調達し、これらを『ゴシックは魔法乙女』に係る広告宣伝費に充当いたした。しかし、その後は、同社の株価が行使価額を下回る水準で推移しているため、未行使の第18回乃至第20回新株予約権について、事実上行使ができない状況が継続している。
こうした状況の下、同社は、2016年8月20日から8月28日まで『ゴシックは魔法乙女』の全国テレビCMを実施し、マス媒体を活用したプロモーションにかかる費用と効果について検証した。この検証結果を踏まえ、プロモーション計画及び新規タイトル開発計画の見直しを行い、プロモーション計画については、テレビCMのようなマス媒体を活用したプロモーションにより、投資を上回る資金を一定期間で回収できる効果が確認できたことから、適切なタイミング及び期間でのマス媒体を活用したプロモーションを実施していくこととした。
一方、新規タイトルの開発計画については、スマートフォンネイティブゲーム市場の競争環境が厳しくなっていることから、新規タイトル開発に注力するよりも、すでに一定の成果を上げている『ゴシックは魔法乙女』のプロモーション強化を優先することとした。その上で、同社は、『ゴシックは魔法乙女』のマス媒体を活用したプロモーションに必要な資金の額を再検討し、その再検討の結果を踏まえ、適切なタイミングでのプロモーションの実施に向けた機動的な資金調達を行うことを目的として、今回の新株予約権の発行を決定した。今回の新株予約権の発行及び割当予定先による本新株予約権の行使によって調達する資金は4億6680万円(差引手取概算額の合計4億6180万円)となる予定。
なお、同社は、本新株予約権の発行に伴い、『ゴシックは魔法乙女』のマス媒体を活用したプロモーションに必要な資金の調達の目途が立ったことから、将来へ向けた株式の希薄化を回避するため、2016年10月19日開催の取締役会において、第18回乃至第20回新株予約権のうち残存するものについて、2016年11月25日に発行価額と同額の総額147万円にて取得したうえで、すみやかに消却することも合わせて決定した。
同社は、『ゴシックは魔法乙女』を次のステージに引き上げ、ヒットタイトルに育てるための、マス媒体を活用したプロモーション活動が必須と認識し、『ゴシックは魔法乙女』に係る広告宣伝費及び新規タイトルの開発費の調達を目的として、2015年8月10日に、ドイツ銀行ロンドン支店を割当先とする第18回乃至第20回新株予約権を発行した。
第18回乃至第20回新株予約権の当初調達予定額の総額は約16億円(差引手取概算額)を想定しており、同社はこれまで、第18回乃至第20回新株予約権の払込金額としての153万円に加えて、第18回新株予約権の発行数200,000個のうち、10,000個の行使により2200万円(行使額面総額)、第20回新株予約権の発行数100,000個のうち、10,000個の行使により1760万円(行使額面総額)を調達し、これらを『ゴシックは魔法乙女』に係る広告宣伝費に充当いたした。しかし、その後は、同社の株価が行使価額を下回る水準で推移しているため、未行使の第18回乃至第20回新株予約権について、事実上行使ができない状況が継続している。
こうした状況の下、同社は、2016年8月20日から8月28日まで『ゴシックは魔法乙女』の全国テレビCMを実施し、マス媒体を活用したプロモーションにかかる費用と効果について検証した。この検証結果を踏まえ、プロモーション計画及び新規タイトル開発計画の見直しを行い、プロモーション計画については、テレビCMのようなマス媒体を活用したプロモーションにより、投資を上回る資金を一定期間で回収できる効果が確認できたことから、適切なタイミング及び期間でのマス媒体を活用したプロモーションを実施していくこととした。
一方、新規タイトルの開発計画については、スマートフォンネイティブゲーム市場の競争環境が厳しくなっていることから、新規タイトル開発に注力するよりも、すでに一定の成果を上げている『ゴシックは魔法乙女』のプロモーション強化を優先することとした。その上で、同社は、『ゴシックは魔法乙女』のマス媒体を活用したプロモーションに必要な資金の額を再検討し、その再検討の結果を踏まえ、適切なタイミングでのプロモーションの実施に向けた機動的な資金調達を行うことを目的として、今回の新株予約権の発行を決定した。今回の新株予約権の発行及び割当予定先による本新株予約権の行使によって調達する資金は4億6680万円(差引手取概算額の合計4億6180万円)となる予定。
なお、同社は、本新株予約権の発行に伴い、『ゴシックは魔法乙女』のマス媒体を活用したプロモーションに必要な資金の調達の目途が立ったことから、将来へ向けた株式の希薄化を回避するため、2016年10月19日開催の取締役会において、第18回乃至第20回新株予約権のうち残存するものについて、2016年11月25日に発行価額と同額の総額147万円にて取得したうえで、すみやかに消却することも合わせて決定した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760