【グリー決算説明会①】リリースラッシュの今期は2Q以降で6タイトルをリリース予定 「IPとの親和性が高いRPGジャンルに集中」(田中社長)

グリー<3632>は、11月1日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の田中良和社長との秋山仁取締役執行役員常務が決算概要や事業概要などの説明を行った後、質疑応答が行われた。
今回はその中から、リリースラッシュを迎える同社のゲーム事業の状況を取り上げたい。
■今期の開発パイプラインは8タイトル 2Q以降で6本のリリースを予定
今期の開発パイプラインは、合計8タイトルとなっており、第1四半期はそのうちの2タイトルとなる『追憶の青』と『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)がリリースされた。
現在は6タイトルの開発が進められており、Wright Flyer Studiosが3タイトル、ポケラボが3タイトルを担当している。

ちなみに6タイトルのうち、現在は4タイトルが明らかとなっており、ブシロードとポケラボによる共同開発タイトル『戦姫絶唱シンフォギア XD UNLIMITED』、Wright Flyer StudiosとA-1 Picturesが組んだ『ららマジ』、Wright Flyer Studiosの『アナザーエデン 時空を超える猫』、そして先日の「TGS2016」で情報解禁となった同じくWright Flyer Studiosの『武器よさらば』というラインアップだ。




なお、ジャンルとして、RPGに集中しているが、これは「IPとの親和性が高いエンジンを作っていくという観点からもRPG、アクションRPGというジャンルに集中している」(田中社長)とのこと。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632