セガサミーHD、ゲーム事業が好調…『ペルソナ5』貢献でパッケージの営業益は27億円の黒字に転換、オンラインゲームも322%増の38億円と大幅増
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(11月2日)発表した第2四半期決算で、エンタテインメントコンテンツ事業の売上高が978億円(同13.8%増)、営業利益が91億円(同436.8%増)と大幅な増益となったことを明らかにした。
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・セガサミーHD、16年3月期の利益予想を大幅上方修正…最終益は100億円→300億円に 2Q決算も営業益2.6倍と大幅増益での着地に
特に好調だったのは、家庭用ゲームソフトを中心とするパッケージソフトで、売上高が58%増の230億円、営業利益が27億円と前年同期の9億円から黒字転換に成功した。9月発売の『ペルソナ5』などの主力タイトルの販売が好調に推移しており、販売本数は前年同期を上回る465万本となったという。
またデジタルゲーム事業も負けず劣らず好調だ。売上高が7%増の230億円、営業利益が322%増の38億円と大きく伸長した。『ファンタシースターオンライン2』が好調を維持したほか、『ぷよぷよ!!クエスト』や『チェインクロニクル』や『オルタンシア・サーガ』など既存主力タイトルを中心に堅調だったという。
このほか、アミューズメント機器の営業利益は300%増の8億円、アミューズメント施設も54%増の20億円となるなど好調ぶりが目立った。
なお、デジタルゲーム事業については主要指標も公開されている。3カ月平均のMAU(月次アクティブユーザー数)は前年同期の640万人から370万人へと大きく減少したが、ARPMAU(デジタル売上高÷MAU)が2772円と前年同期の1605円から大きく伸びた。売上に対する広告宣伝費も抑制されている。顧客単価の伸びとコストコントロールが大幅な増益につながったといえそうだ。
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またデジタルゲーム事業も負けず劣らず好調だ。売上高が7%増の230億円、営業利益が322%増の38億円と大きく伸長した。『ファンタシースターオンライン2』が好調を維持したほか、『ぷよぷよ!!クエスト』や『チェインクロニクル』や『オルタンシア・サーガ』など既存主力タイトルを中心に堅調だったという。
このほか、アミューズメント機器の営業利益は300%増の8億円、アミューズメント施設も54%増の20億円となるなど好調ぶりが目立った。
なお、デジタルゲーム事業については主要指標も公開されている。3カ月平均のMAU(月次アクティブユーザー数)は前年同期の640万人から370万人へと大きく減少したが、ARPMAU(デジタル売上高÷MAU)が2772円と前年同期の1605円から大きく伸びた。売上に対する広告宣伝費も抑制されている。顧客単価の伸びとコストコントロールが大幅な増益につながったといえそうだ。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460