モブキャスト、中国のLUN PARTNERSと共同で日本のアニメIPに特化したファンドを組成 投資対象はゲーム化権取得やアニメ製作委員会への出資など
モブキャスト<3664>は、11月10日、2016年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。今回の記事では、その中から同社の進める日本のアニメIP取得についての取り組みを取り上げたい。
今回の説明会において、同社と中国・上海に本拠を置く投資管理会社LUN PARTNERSがジョイントベンチャーを設立し、日本のアニメIPに特化した「JP IP GLOBAL ASIA FAND(仮)」を組成することが明らかにされた。ファンドの規模は30億~50億となる見込みで、日本のアニメIPのゲーム化権の取得やアニメ製作委員会への出資、上記IPを利用したゲーム開発プロジェクトへの出資が投資対象になるという。
なお、ジョイントベンチャーの設立時期は「年内の予定」(藪考樹社長)としている。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664