コムシード、2Qは売上高42％増、営業黒字転換を達成　『グリパチ』が半期ベースで過去最高売り上げを記録　不採算ゲームの終了・見直しも実施

コムシード<3739>は、11月11日、2017年3月期の第2四半期累計（4～9月）の決算を発表、売上高7億7200万円（前年同期比42.7％増）、営業利益100万円（前年同期1000万円の赤字）、経常損益300万円の赤字（同1300万円の赤字）、四半期純損益1500万円の赤字（同7800万円の赤字）となった。
 
既存ソーシャルゲームは、バーチャルホール『グリパチ』が半期売上で過去最高を記録し、会員数も第2四半期において330万人を突破するなど、依然として順調に推移した。また一部不採算ゲームアプリについてサービスの終了や運営方針の見直しを決定し、その分のリソースを新規開発中のゲームアプリに振り分けた。

パチンコ・パチスロ系スマートフォンアプリは、人気タイトルの投入など複数タイトルの配信を行ったことで9月の月次売上が過去最高を記録するなど、好調に推移。その他ゲームパブリッシング事業は、複数の新規タイトルに関して、検討及び開発を進行している。

なお、2017年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高18億円（前期比49.6％増）、営業利益8000万円（同74.4％増）、経常利益7500万円（同74.4％増）、当期純利益7000万円（前年同期7500万円の赤字）を見込む。