クレオフーガ、写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA」運営のピクスタと資本・業務提携…2017年内に音素材の販売で協業開始



クレオフーガは、11月11日、写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA」を運営するピクスタ<3416>と資本・業務提携を行い、2017年内に音素材販売における協業を開始すると発表した。ピクスタは、Skyland Ventures 1号投資事業有限責任組合が保有するクレオフーガの株式を譲り受け、発行済み株式総数の約12.7%を取得している。

クレオフーガが運営する音素材マーケットプレイス「オーディオストック」は、ロイヤリティフリー形式で楽曲や効果音等のライセンスを販売するサービス。オンライン上で購入手続きを行うだけで、映像、ゲーム、スマートフォンアプリ、イベントなどのさまざまなコンテンツに音を取り入れることができる。現在は4000人を超える音楽クリエイターが制作した5万点以上の音素材を販売しており、様々なメディア・コンテンツでの音素材のニーズの高まりを受け、成長を継続している。

一方で、ピクスタが運営するデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA」は、20万人を超えるフォトグラファーらのクリエイターが参加し2000万点以上の写真・イラスト・動画素材を販売している。現在では日本国内最大のマイクロストックフォトサイトに成長し、運営するピクスタは2015年に東証マザーズに上場している。

今回の提携では「オーディオストック」の音素材を「PIXTA」で販売することを主軸としており、ピクスタが持つ強い顧客基盤により音素材の販売を強化することで利益成長につなげたい、としている。加えて、「PIXTA」で販売している動画素材は、音素材との親和性が高く、近年需要が高まっている動画素材との連携に取り組むことで、さらなる販路拡大につなげていきたいとのこと。

また、ピクスタは、シンガポール、ベトナムに現地法人として子会社を設立するなど、アジアマーケットを中心とした海外への展開も積極的に進めております。ピクスタと連携することで音素材の海外マーケットでの販売にも力を入れていく考え。