カヤック、3Qの通期計画対比での進捗率は売上高が76%、営業利益は61% ガルチの子会社化などでソーシャルゲームの事業規模拡大

カヤック<3904>は、11月14日、2016年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、売上高39億400万円、営業利益3億1700万円、経常利益3億4900万円、四半期純利益1億8400万円となった(今期が初の連結のため、前年同期との比較はなし)。なお、通期計画対比での進捗率は売上高が76.5%、営業利益が61.6%となっている。
 

主なサービス別の状況は以下の通り。

①クライアントワーク…売上高9億9952万円
積極的に業務提携を進めるとともに、VRを利用した案件等の新しい取り組みを積極的に行うことで事業領域の拡大を図った。

②ソーシャルゲーム…売上高22億4141万円
「ぼくらの甲子園!」シリーズの最新作となる『ぼくらの甲子園!ポケット』が順調に推移した。また、ガルチの子会社化など、組織規模を拡大させる中で、事業規模の拡大を図った。

③Lobi…売上高4億3978万円
プレイ動画の録画機能などをはじめとした機能の拡充に努めるとともに、「Lobi」と連携するタイトル数を積極的に増加させる中でユーザー数の拡大を図った。また、コミュニティの活性化を目的としたリアルイベントの分野への展開も開始し、2016年3月からはユーザー向けの直接課金サービスも開始した。

なお、2016年12月期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高51億円(前期比37.6%増)、営業利益5億1500万円(同31.1%増)、経常利益5億3000万円(同33.9%増)、当期純利益3億3000万円(同26.3%増)の見込み。
 
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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