バンナムHD、バンプレストのSBUをネットワークエンターテインメントからトイホビーに変更…国内外でのフィギュア商品の展開強化のため

バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月7日、フィギュア商品の展開を強化するため、バンプレストとそのグループ会社をネットワークエンターテインメントSBU（Strategic Business Unit：戦略ビジネスユニット）から、トイホビーSBUに変更する組織体制の変更を4月1日付で行うと発表した。

バンダイナムコグループは、バンダイナムコホールディングスのもと、トイホビーSBU、ネットワークエンターテインメント SBU、映像音楽プロデュース SBU の 3 つの SBUと、事業をサポートする関連事業会社で構成されいる。そして、事業特性ごとに分類された事業会社の集合体である SBU が、国内外における事業戦略を策定・実行している。

2017年4月より、フィギュアを中心とする大人層に向けたコレクション性の高い商品関連事業を国内外で更に強化するため組織体制の変更を行う。具体的には、アミューズメント施設向けの景品やコンビニエンスストアなどに向けたロト商材の企画開発販売を行うバンプレスト、それらの生産販売を行うバンプレスト販売、BANPRESTO(H.K.)の3社が、ネットワークエンターテインメント SBU 所属から、トイホビーSBU 所属に変更となる。

フィギュアを中心とするハイターゲット向け商品の展開を行う会社がトイホビーSBU の所属となり、情報共有や連携を深めることで、よりスピーディにユーザー嗜好に対応した商品開発やマーケティングを行うことを目指す。これにより、ハイターゲット向け商品展開のさらなるグローバル展開の強化を行う。