サンリオ<8136>は、2月14日、第3四半期連結決算を発表し、売上高は471億5300万円(前年同期比14.4%減)、営業利益は60億1200万円(同42.3%減)、経常利益は63億3800万円(同40.6%減)、純利益は57億7800万円(同26.9%減)の、前年同期比で減収減益となった。
同社は、海外事業において、引き続き欧米両地域での商品ライセンス収入の低迷に加え、国内事業も天候不順に加え2016年4月の中国政府による関税引き上げの影響を受け、国内事業ではインバウンドによる小売市場での活況が沈静化したと説明。多摩市のテーマパーク、『サンリオ男子』『アグレッシブ烈子』を始めとした新市場開拓の試みや『SHOW BY ROCK!!』『ぐでたま』やサンリオキャラクターの人気投票で2年連続1位の『ポムポムプリン』は人気を博した。
2017年3月期見通しについては、海外事業における欧州、米州両地域の損益改善の下げ止まりが遅れている現状では、2016年11月の第2四半期修正計画立案時より厳しい状況、香港、韓国、台湾では海外観光客の減少による消費の減退が経済に影を落としているとした。一方で中国本土やASEANは複数のキャラクターが、商品ライセンスに加えプロモーションライセンスが堅調に収益に貢献しているとのこと。
■20017年3月通期の見通し
国内では、テーマパーク事業の入園者数において、ハーモニーランドでは前年比・予算比とも未達となったものの、東京多摩市のピューロランドでは2桁増と好調に推移しており、国内物販事業においても、来日観光客の来店数と購入額の減少が一段落し、明るい兆しがみえているとした。また、外国為替相場の円安への転換が来日観光客による消費活動にプラスに働くと予想しているとし、売上高は664億円(前年同期724億7600万円 8.4%減)、営業利益94億円(同126億7500万円 25.8%減)、経常利益94億円(同131億7800万円 28.7%減)、純利益80億円(同96億900万円 16.7%減)を見込んでいる。
同社は、海外事業において、引き続き欧米両地域での商品ライセンス収入の低迷に加え、国内事業も天候不順に加え2016年4月の中国政府による関税引き上げの影響を受け、国内事業ではインバウンドによる小売市場での活況が沈静化したと説明。多摩市のテーマパーク、『サンリオ男子』『アグレッシブ烈子』を始めとした新市場開拓の試みや『SHOW BY ROCK!!』『ぐでたま』やサンリオキャラクターの人気投票で2年連続1位の『ポムポムプリン』は人気を博した。
2017年3月期見通しについては、海外事業における欧州、米州両地域の損益改善の下げ止まりが遅れている現状では、2016年11月の第2四半期修正計画立案時より厳しい状況、香港、韓国、台湾では海外観光客の減少による消費の減退が経済に影を落としているとした。一方で中国本土やASEANは複数のキャラクターが、商品ライセンスに加えプロモーションライセンスが堅調に収益に貢献しているとのこと。
■20017年3月通期の見通し
国内では、テーマパーク事業の入園者数において、ハーモニーランドでは前年比・予算比とも未達となったものの、東京多摩市のピューロランドでは2桁増と好調に推移しており、国内物販事業においても、来日観光客の来店数と購入額の減少が一段落し、明るい兆しがみえているとした。また、外国為替相場の円安への転換が来日観光客による消費活動にプラスに働くと予想しているとし、売上高は664億円(前年同期724億7600万円 8.4%減)、営業利益94億円(同126億7500万円 25.8%減)、経常利益94億円(同131億7800万円 28.7%減)、純利益80億円(同96億900万円 16.7%減)を見込んでいる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136