デジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ<3907>は、C#で開発できるオープンソースの次世代型ゲームエンジン『Xenko』を 4月に正式リリースすると発表した。
■Xenko
『Xenko』は C#で開発できる次世代型クロスプラットフォームゲームエンジンで、開発チームの「すべてのゲーム開発者に、より早く・より自由にゲームを作れる環境を提供したい」という想いを軸に、インディーデベロッパーから大手ゲーム開発会社に至るまで様々なニーズに対応できるよう設計されている。
また、最新型の PBR(Physically Based Rendering:物理ベースレンダリング)技術を始め、デザイン・オブジェクトの保持・再利用・レビューを効率的に行うためのシーンエディター、ビルトイン・プレハブシステム、シーンストリーミングシステムなどの機能も備わっている。
更にプラットフォーム間でシェーダーを共通化できる最新のシェーダーシステムを採用、コードはエンジンの深部まで調査できるよう”オープンソース”として公開している。
*2月27日17時50分動画追加
先進的なプレハブで編集作業を軽減
『Xenko』の先進的なプレハブシステムは、ゲームのオブジェクトを個別に編集することができます。変更を加えた際はオブジェクトを含むシーンやレベルは自動且つリアルタイムに更新。加えて、テンプレートオブジェクト(プレハブ)はシーンエディターに取り込まれた後は自由に調整・変更することができる。
後から元のテンプレートオブジェクトに追加修正を加えた場合でも、その変更は自動的に反映されシーンエディター内の変更を加えたオブジェクトにマージされる。更に複数のテンプレート(プレハブ)を組み合わせて全く新しいテンプレート(プレハブのネスト化)を作ることができる。
元のテンプレートに加えた全ての変更は自動的に反映されるようになっている。
工程 1:シーンに電灯オブジェクトを入れる
工程 2:電灯にライトを追加すると自動的にシーンにもライトが追加される。
工程 3:シーンの右電灯のライト半径を広げる
工程 4:元の電灯オブジェクトのライト電力を下げる。自動的にシーンの電灯が更新され、ライト半径は保持される。
詳細な設定無しでライトプロッブによる自然なライティングが実現可能
ライトプロッブとは、周りのオブジェクトから自動的に間接ライトの影響を計算するグロバールイルミネーション技術。例えば光源が白くても、シーンの中に赤いオブジェクトがあればそのオブジェクトが周りに赤色の影響を与える。
『Xenko』のライトプロッブ技術は Pixel ごとに間接ライトの影響を計算するので、大きい静的なオブジェクトにも動的なオブジェクトにも柔軟に対応することができ、とても便利な機能と言える。シーンごとに手動で光源を設定する必要がほとんど無いため、簡単かつ効率的に自然なシーンを作ることができる。
『Xenko』のライセンスプラン
公式サイトにて近日中に公開予定。(公式サイトにてご希望の有料・無料プランを選択することで利用可能)
http://xenko.com
今後の追加予定機能:
1. VR に極上なパフォーマンスを与える NVIDIA VRWorks 技術対応
2. 背景にリアリスティックライティングを与えるライトマッピング技術対応
3. アニメーション・エフェクト・イベント等をスケジューリング出来るカットシーンエディターの追加 など。
■ 開発時の動作環境
■シリコンスタジオ株式会社について
当社は世界最高レベルの技術力をもって創る人と愉しむ人に感動を与えることを目指す企業です。ゲームや映像制作スタジオ向けに3DCG 技術等を提供する開発推進・支援事業、一般ユーザー向けにゲームコンテンツを開発・提供するコンテンツ事業、クリエイター
職の派遣・紹介に特化した人材事業の 3 事業を展開しております。企画、技術、人材、運営など、ゲーム企業が抱えるすべての課題をワンストップで解決できることが強みです。
http://www.siliconstudio.co.jp/
©Silicon Studio Corp., all rights reserved.
『Xenko』は C#で開発できる次世代型クロスプラットフォームゲームエンジンで、開発チームの「すべてのゲーム開発者に、より早く・より自由にゲームを作れる環境を提供したい」という想いを軸に、インディーデベロッパーから大手ゲーム開発会社に至るまで様々なニーズに対応できるよう設計されている。
また、最新型の PBR(Physically Based Rendering:物理ベースレンダリング)技術を始め、デザイン・オブジェクトの保持・再利用・レビューを効率的に行うためのシーンエディター、ビルトイン・プレハブシステム、シーンストリーミングシステムなどの機能も備わっている。
更にプラットフォーム間でシェーダーを共通化できる最新のシェーダーシステムを採用、コードはエンジンの深部まで調査できるよう”オープンソース”として公開している。
*2月27日17時50分動画追加
先進的なプレハブで編集作業を軽減
『Xenko』の先進的なプレハブシステムは、ゲームのオブジェクトを個別に編集することができます。変更を加えた際はオブジェクトを含むシーンやレベルは自動且つリアルタイムに更新。加えて、テンプレートオブジェクト(プレハブ)はシーンエディターに取り込まれた後は自由に調整・変更することができる。
後から元のテンプレートオブジェクトに追加修正を加えた場合でも、その変更は自動的に反映されシーンエディター内の変更を加えたオブジェクトにマージされる。更に複数のテンプレート(プレハブ)を組み合わせて全く新しいテンプレート(プレハブのネスト化)を作ることができる。
元のテンプレートに加えた全ての変更は自動的に反映されるようになっている。
工程 1:シーンに電灯オブジェクトを入れる
工程 2:電灯にライトを追加すると自動的にシーンにもライトが追加される。
工程 3:シーンの右電灯のライト半径を広げる
工程 4:元の電灯オブジェクトのライト電力を下げる。自動的にシーンの電灯が更新され、ライト半径は保持される。
詳細な設定無しでライトプロッブによる自然なライティングが実現可能
ライトプロッブとは、周りのオブジェクトから自動的に間接ライトの影響を計算するグロバールイルミネーション技術。例えば光源が白くても、シーンの中に赤いオブジェクトがあればそのオブジェクトが周りに赤色の影響を与える。
『Xenko』のライトプロッブ技術は Pixel ごとに間接ライトの影響を計算するので、大きい静的なオブジェクトにも動的なオブジェクトにも柔軟に対応することができ、とても便利な機能と言える。シーンごとに手動で光源を設定する必要がほとんど無いため、簡単かつ効率的に自然なシーンを作ることができる。
『Xenko』のライセンスプラン
公式サイトにて近日中に公開予定。(公式サイトにてご希望の有料・無料プランを選択することで利用可能)
http://xenko.com
今後の追加予定機能:
1. VR に極上なパフォーマンスを与える NVIDIA VRWorks 技術対応
2. 背景にリアリスティックライティングを与えるライトマッピング技術対応
3. アニメーション・エフェクト・イベント等をスケジューリング出来るカットシーンエディターの追加 など。
■ 開発時の動作環境
Requirement | Specifications |
Hard drive space | Direct3D10 以降をサポートするグラフィックボード |
Supported platform | Android、iOS、Windows Desktop、Xbox One |
IDE for writing code | http://xenko.com/ |
CPU | x64 |
GPU | DirectX 10+ compatible GPU |
RAM | 4GB (minimum), 8GB (recommended) |
Platform | Requirements |
Android | Xamarin license* |
iOS | Mac computer, Xamarin license* |
■シリコンスタジオ株式会社について
当社は世界最高レベルの技術力をもって創る人と愉しむ人に感動を与えることを目指す企業です。ゲームや映像制作スタジオ向けに3DCG 技術等を提供する開発推進・支援事業、一般ユーザー向けにゲームコンテンツを開発・提供するコンテンツ事業、クリエイター
職の派遣・紹介に特化した人材事業の 3 事業を展開しております。企画、技術、人材、運営など、ゲーム企業が抱えるすべての課題をワンストップで解決できることが強みです。
http://www.siliconstudio.co.jp/
©Silicon Studio Corp., all rights reserved.
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907