【発表会】GameJeans第一弾タイトル『オーディンクラウン』制作発表会をレポート…ひとりでも仲間とも楽しめる日本人向けMOBAが誕生!


GameJeansは、3月2日、都内某所にて、同社の第1弾タイトル『オーディンクラウン』の制作発表会を開催した。
 
2017年春にリリース予定の『オーディンクラウン』は、3DアクションRPG×マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナを掛け合わせたスマホゲームで、いわゆるMOBAと呼ばれるジャンルにあたる。本作の開発・運営を手掛けるのは、『神撃のバハムート』、および同タイトルの英語版『Rage of Bahamut』のリリースに携わった飯野晃広氏が設立したGameJeans。また、デザイン監修は、数々のヒットタイトルでアートディレクションを務めた、CyDesignationの相場良祐氏が担当している。
 
当日は、GameJeans代表取締役兼『オーディンクラウン』プロデューサーの飯野晃広氏、ゲームライターのマフィア梶田氏らが登壇し、本作の紹介を行った。本稿では、その様子をレポートとしてお届けしていく。
 

▲GameJeans代表取締役兼『オーディンクラウン』プロデューサーの飯野晃広氏(写真右)と、ゲームライターのマフィア梶田氏(写真左)。
 

公式サイト

 

■日本発の「MOBA」ゲームがGameJeansから登場

 

 
発表会が始まると、まず本作のPVが上映された。そこでは、世界を統べる神になれる王冠”オーディンクラウン”をめぐる戦いの物語をベースにしていることや、総勢50体を超える3Dキャラクターがプレイアブルとして登場することを窺い知ることができた。また、1人プレイでもMOBAの楽しさを体感できるクエストが搭載されていたり、最大5vs5のチームバトルがリアルタイム通信によって行えるので、仲間と戦略を練りながら今までにないスケールのバトルを体感できるとのこと。
 
このタイミングで、あえてMOBAというコアユーザー向けのジャンルを同社の第一弾タイトルとして手掛けた理由を問われた飯野氏は「2年半ほど前から、今後は対人戦やアクション性の高いゲームに注目が集まると考えたことから、日本人向けのMOBAを作ろうと思い立ちました」と語った。



 
バトル面では、3~4分で遊べる1on1バトル、4~5分で遊べる3on3バトル、5~7分で遊べる5on5バトルと3つのモードが用意されているため、自身の気分や熟練度に合わせた楽しみ方ができるようになっているという。MOBA系では、比較的プレイ時間が長めの作品が多い中、本作は短時間でも楽しめる仕様になっている。これについて飯野氏は「長期戦では負けたときのショックが大きいので、短時間でよりサクサクと遊んでもらいたい」との意図から配慮して制作した点のひとつであることを明かした。
 

▲一本道のステージで、相手を倒すかタワーを破壊すれば勝ちの1on1。


▲相手チームのキャラを5回倒すと勝利、敵のタワーやコアを壊して勝利など、ステージごとに異なるルールが楽しめる3on3。


▲コアを破壊することで勝利となる5on5。5対5の本格的なMOBAが大迫力のスケールで楽しめる。

そのほか、日本ではまだ馴染みの薄いからこそ、覚えることが多く参入障壁が高く感じてしまうという懸念を取り払うため、MOBAをいちから学びながら1人で楽しめるクエストモードも搭載されているという。


 
▲クエストモードでは、MOBAを学び、且つストーリーを楽しみながら進められる。

さらに、クエストモードを進めるにあたっては、主人公「ライル」を始めとした、多種多様なキャラの物語が展開されるとのこと。今回の発表会では、以下の3人のキャラ詳細が発表された。

旅立ちの冒険者
ライル(CV.竹内順子さん)

▲ゲームを始めたユーザーが最初に操作することになる主人公キャラ。役割は、バランスが整ったファイター。

過去の記憶を失ってしまった少年。しかし剣術による戦い方だけは体が覚えていた。戦うことに抵抗はあったが唯一の手がかりであるこの剣術で戦うことで、自身の過去について何か思い出せるのではと考え、神々と共に戦うことを決意する。
 
流浪のバウンティハンター
ヴァネッサ(CV.豊口めぐみさん)

▲ヴァネッサは、弓による遠距離攻撃が得意とのこと。

町から町へとさすらう賞金稼ぎ。物心がついた時から家族は一人も居らず今までずっとひとりで生きてきた。ある日、町中で幼き頃の自分を知る人物に出会い、父が生きていると聞かされたヴァネッサは、手がかりを求め戦いの旅に出る。

屠竜の英雄
シークフリート(CV.小山力也さん)

▲体力が高いタンク系のジークフリートはチームの前衛を担えそうだ。
 
かつて王国を襲ったドラゴンを倒した英雄。しかし過去に一度だけドラゴンに敗れ、大切な人を守れなかったことを悔いている。そのドラゴンに対する執着と復讐心から、いつしか身も心も闇に飲まれてしまった。


▲リリース時には50体以上のプレイアブルキャラクターたちが登場。それぞれのキャラにストーリーが用意されているとのこと。
 
続いて、基本操作を説明したところで実機プレイへ。ここで、事前に本作をプレイしたという梶田氏が、気になったキャラとしてアサシンタイプの「アシュロット」を挙げた。飯野氏によれば、アシュロットは短時間で大ダメージを叩き出せる反面、体力が低いので玄人向けのキャラに仕上がっていると説明。

【移動】:画面の好きなところをフリックして進む。ミニマップをタップして自動移動も可能。
【攻撃】:タップもしくは敵キャラ、タワーのアイコンを選んでターゲットON。スキルボタンをタップでスキル攻撃を発動する。
 
実機プレイの中では、キャラごとに固有スキルを3つ所持していること、フィールド上の敵を撃破することでレベルアップ、さらにレベルが上がるごとに強力なスキルが解放されること、オートモードが搭載されていることなどが紹介された。また、レベルが7まで上がると強力な「クラウンパワー」を発動可能になる。そのほか、時間と経験値はロスしてしまうが、ホームにリターンすることで回復が可能。
 


▲タイミング良く使えば、一気に大逆転も狙える「クラウンパワー」。

敵のキャラかタワーを撃破すると勝利となる1on1では、序盤は敵のポーンを撃破してレベルを上げつつ、如何に相手の邪魔をするかがポイントになるという。相手の陣地に攻め入りすぎると建造物から強力なビームが飛んでくるため、相手の標的にならないよう動き続けることが重要だとのこと。
 
バトル終了後は、ガチャについても紹介。キャラはクエストを進める中でアンロックされるほか、ガチャで引くことのできる武器にキャラが付随していることがあるとのこと。
 
 
▲最高レアは★5のSSレアで、本から出現する光が虹色なら★5確定の演出だということまで明かされた。また、既に所持している武器が出現した場合は重複して所持することになる。


▲キャラの強化は、ATTACK/SPECIALITY/DEFENSE/MASTERの4種のルーンを自由に組み合わせて自分だけのキャラを作り上げていく。
 
最後に、本日(3月6日)より、開催された事前登録キャンペーンとクローズドβテストの詳細を紹介し、本発表会の締めとした。
 
【事前登録キャンペーン】
■募集期間
3月6日12:30~
 
事前登録達成人数に応じて、最大で「レインボージュエル」を2500個(ガチャ11回分)、さらにゴールドも最大10000Gプレゼント。
 
【クローズドβテスト詳細】
■募集期間
3月6日12:30~3月13日14:00(予定)
 
■募集人数
iOS版:1000名
Google Play版:2000名
 
■実施期間
3月17日15:00~3月24日15:00(予定)
 
【ゲーム概要】
タイトル:オーディンクラウン
ジャンル:アクションRPG×MOBA
対象OS:iOS(8.0以降) Android(4.4以上)
リリース:2017年春予定

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)
 
 
 
■『オーディンクラウン』
 

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