大和証券、LinkedInは目先コスト嵩むも利用者増次第で株価上昇

大和証券 投資情報部は、7月8日付の「STOCK NEWS」で、ビジネス向けSNSを運営する LinkedIn を取り上げている。 2011年1~3月の業績は、110%増収・14%増益を達成。3月末時点の会員数は前年比59%増の1億0200万人と急増し、有料サービスや求人など広告収入の増加につながったとのこと。 今後は新サービスやインフラ整備に投資するとともに、多言語対応を進めているという。多言語化については、ロシア語やトルコ語でサービスを開始し、日本語はデジタルガレージと組み、年内開始を予定。 なお、大和証券では、2011年12月期の業績について、売上高530百万ドル、純損益800万ドルの赤字と予想している。2010年12月期は、売上高243百万ドル、300万ドルの黒字だった。 大和証券では、一時的にコストが嵩む模様としつつ、収益の源泉となるサイト利用者が増えれば、株価上昇への期待が高まるだろうと指摘している。