同社からのグループ会社化の目的として、今後急速な拡大が見込まれているVR市場において、モバイルゲーム業界において数多くの実績を有し、世界的な配信網を構築しているgumiとの戦略的連携を図り、 開発体制の強化及び国内外に向けたプロモーション体制の構築により、 「世界で勝てるVRゲームを開発する」という大きな目標の実現を目指す、と説明している。
また、3月31日よりVR脱出ゲーム 『エニグマスフィア エンハンスド(拡張)版』の販売を行うことを発表した。
「エニグマスフィア(ENIGMA SPHERE)」は、
①各ステージに仕掛けられた謎を解き
②さまざまに隠された「球体(スフィア)」を見つけ
③ハンマーなど武器を使い破壊する、VR 脱出ゲームをモチーフとしたアクションパズルゲーム
ネットワーク通信により2人同時プレイが可能となっており、リアルタイムのボイスチャットやハイタッチの機能などが実装されており、リアル空間での脱出ゲームに近いコミュニケーションの楽しさを、VR空間でも存分に楽しめる内容となっている。
また、直感的に操作できるVRコントローラーの良さを最大限に活かし、手の動きに合わせて操作性を細やかに調整することで、VRらしい手触り感や体感を実現している。
今回、HTC Vive でもプレイ可能となる「エンハンスド版」では、新たに下記の2つの機能を搭載。なお、下記の2つのモードには「ノーマル」「ハード」「ヘル(地獄)」という3段階の難易度があり、スフィア(球)が壊しにくくなる、進行を妨害する敵が登場するなど、さまざまな新ギミック(仕掛け)が登場する。
■よむネコ
よむネコは、 「最高に居心地がいいと感じられるVR空間の中で、 複数ユーザーのインタラクション環境を作り出し、 社会の発展に貢献すること」をミッションに掲げ、 VRゲームの企画・開発・運営を行っている。
gumiの連結子会社であるTokyo VR Startups 株式会社において2016年1月~6月に実施された、 日本初のVRに特化したインキュベーションプログラムの第1期生としてVRゲームの開発を行い、 2016年12月には、 米Oculus社のVR用新型コントローラーOculus Touchのローンチタイトルとして、 VR脱出ゲーム「エニグマスフィア~透明球の謎~」をリリースをした。
今月より、 CAセガジョイポリス株式会社が運営する梅田ジョイポリスにて、 アーケード版「エニグマスフィア」の稼働を開始するなど、 VRゲーム市場で実績を重ねている。
【役員プロフィール】
新清士 代表取締役社長
慶応義塾大学商学部及び環境情報学部卒業後、 ゲーム開発会社を経てIT・ゲームジャーナリストとして日本経済新聞電子版等で、 ゲーム開発・産業についての専門記事を執筆。
16年5月に発売した『VRビジネスの衝撃「仮想世界」が巨大マネーを生む』(NHK出版)は、 Amazonの「IT」部門で1位を獲得している。 教育者でもあり、 デジタルハリウッド大学大学院准教授でゲームラボを担当。
日本初のVR専門のインキュベーションプログラムを行うTokyo VR Startups株式会社 取締役も務める。 「エニグマスフィア~透明球の謎」ではディレクターを担当。
杉山智則 取締役
慶応義塾大学大学院理工学研究修士課程修了後、 93年創業の株式会社ヴァンガードの代表取締役。 同社にて、 オンライン・ソーシャルゲーム開発を長年行い、 開発プロデューサーをと勤めてきました。 代表作は、 「三国志乱舞」(スクウェア・エニックス)、 「戦国やらいでか-乱舞伝-」 (スクウェア・エニックス) 、 「まどかマギカ ONLINE」(S&P)など。 よむネコでは制作管理を担当。
國光宏尚 取締役会長(非常勤)
2004年にカリフォルニアのサンタモニカカレッジを卒業後、 株式会社アットムービーへ入社し、 同年取締役に就任。 映画やドラマのプロデュースを手掛ける一方で、 様々なインターネット関係の新規事業を立ち上げる。
2007年6月、 モバイルを中心としたインターネットコンテンツを提供する株式会社gumiを創業し、 代表取締役に就任(現任)。
2015年12月、 VR系のスタートアップを支援する100%子会社「Tokyo VR Startups 株式会社」を設立し、 代表取締役に就任(現任)。 2016年2月、 海外VR/AR市場への投資を目的としたベンチャーキャピタルファンド「VR FUND,L.P.」に出資し、 ジェネラルパートナーとして運営に参画。
【株式会社よむネコ 会社概要】
社名:株式会社よむネコ
代表取締役:新 清士
本社所在地:東京都中央区新川1-25-2 新川STビル2F
設立:2013年4月30日
事業内容:VRゲーム制作・配信事業
URL: http://www.yomune.co/
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- Thirdverse