カヤック、人工ニューラルネットワークの新技術の特許を出願 法人や個人のAI活用を支援する人工知能研究開発室「カヤックAI部」を設立

カヤック<3904>は、「人工知能(AI:Artificial Intelligence)」(以下、AI)の膨大なパーセプトロンが繋がったニューラルネットワークを最小単位のパーセプトロンのみで分散構成するための技術に関する特許を出願したことを発表した。また、本特許出願と同時に人工知能研究開発室「カヤックAI部」を設立したことも併せて発表している。

・特許出願中の技術について
今回特許出願した技術は、人工ニューラルネットワークをパーセプトロン単位に分解し、何度も値を変えながら同じ処理(計算)をすることで、既存の人工ニューラルネットワークと同様の機能を最小のメモリー空間で実現する。これにより、インフラストラクチャーへの設備拡充やハードウェアの増強といった投資負荷を軽減することに繋がる。さらに、スマートフォンなどのハードウェアのデバイスでも人工ニューラルネットワークと同様の機能を構築し、既存のAIと同様の結果を算出することが可能になる。



・「カヤックAI部」の活動について
近年、AIの技術が発展することで様々な変革が予想されているが、これまでのAI活用は、AIに処理・学習させるためのビックデータを収集するための投資と、そのビッグデータを処理するためのハードウェアへの投資という、2つの側面からの投資が必要だった。「カヤックAI部」では、2側面の投資負荷を軽減し、これまでAIの活用が難しかった法人や個人向けに新しいソリューションの開発基盤となる技術を提供しておぃ。そして、カヤックの経営理念である「つくる人を増やす」を実現し、よりよい社会へと貢献していく方針だ。

 
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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