コロプラ<3668>は、3月23日、スマートフォン向け新作ゲームアプリ『プロ野球バーサス』の発表会を開催した。本稿では、その様子をお届けしていく。
発表会が始まると、まず始めに本作のPVが上映された。
その後は、コロプラ取締役 サービス統括本部長の石渡亮介氏が登壇し、ゲームについての詳細を紹介した。
▲コロプラ取締役 サービス統括本部長の石渡亮介氏。
石渡氏によると、本作では野球ゲームにおける"対戦"の部分がメインとして据えられているとのこと。1試合10分ほどで、選手や監督になりきって遊べるモードが搭載されているという。
また、本作にはプロ野球チームに所属する12球団の選手が実名で登場する。2017年度の所属選手が登録されており、選手データについては直近や過去の成績からそれぞれにパラメータが生成されているとのこと。さらに、選手のフォームやクセ、具体的なところでは、広島・新井選手がホームランを打った際のバット投げなども再現されていることが石渡氏より語られた。発表会後にプレイできた対戦モードでは、ヤクルト・畠山選手の特徴的なフォームが見事に再現されていることも確認できた。
そのほか、球場の看板や広告など、細かい点まで現実通りに作られているのが特徴となっている。"より現実感を出すために"という点については、野球ファンがゲーム世界に入りやすいようこだわった点のひとつであるという。
プレイの流れとしては、ゲーム開始時に自身の球団を選んだ後、好きな選手を集めながら育成・対戦などを楽しめるようになっている。選手ごとに、打順適正や守備適性が用意されているという話も伺えたので、普段からプロ野球を熱心に観戦している野球ファンほど、こだわったチーム作りができる構造になっていそうだ。
選手の獲得方法については、明言こそされなかったものの「従来のガチャではない形で選手を入手できるようになっており、新たなマネタイズ手法をとったものになる」とのことなので、続報にも注目していきたい。
なお、そんな『プロ野球バーサス』は、本日(3月23日)16時より、公式サイトをオープンし、事前登録を開始している。詳細については、下記の関連記事を参照。
【関連記事】
・コロプラ、リアルな野球対戦を追求した新タイトル『プロ野球バーサス』を発表 本日より事前登録を開始
発表会の最後には、同じくコロプラが開発・運営する『プロ野球PRIDE』が3月28日にアップデートされることも明かされた。
※画面は開発中のため、変更になる可能性があります
※表示の一部ユニフォームは2016年シーズンのものです。配信開始時は2017年シーズンに対応予定です。
■『プロ野球バーサス』
一般社団法人日本野球機構承認
データ提供:データスタジアム(株)
プロ野球フランチャイズ球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2016年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。
©2017 COLOPL, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668