コナミデジタルエンタテインメントは、本日(7月13日)、7月13日付けの一部新聞報道について、事実と異なる報道であるとのリリースを発表した。
同社によれば、記事中にある「ソーシャルゲーム市場への積極参入に消極的」という記載について、ソーシャルゲーム市場でのコナミの実績や事業方針に関する役員コメントの趣旨を誤って認識しているとのこと。むしろ、ソーシャルゲームに積極参入しており、ソーシャルゲームの開発体制を強化したり、ハドソンを100%子会社化したりするなど、ソーシャルゲーム事業に戦略的に経営資源を投入している、としている。
コナミの提供している「ドラゴンコレクション」は、「GREE」の全体ランキングで39週連続1位を継続しており、「プロ野球ドリームナイン」や「戦国コレクション」なども高い順位を維持している。スマートフォン向けコンテンツについても積極的に対応を進めており、市場の動きを見極めながら順次、市場に投入する予定だという。
なお、コナミが問題としているのは、7月13日付の日経産業新聞に掲載された記事だと思われる。記事中、ソーシャルゲームへの積極参入に消極的なゲームメーカーが多いとしたうえで、同社の榎本真司執行役員副社長のコメントを紹介している。記事では、コナミを名指しで消極的と指摘したわけではないのだが、そう取られかねない記事だったことからあえてリリースを出すことにしたのかもしれない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)