【速報】モバイルファクトリー宮嶌社長「広告宣伝を大きく減らしたが、駅メモ！DAUは過去最高」　日本郵便やSHOW BY ROCK!!コラボが寄与

モバイルファクトリー<3912>は、この日（4月21日）、東京都内で第1四半期（2017年1～3月期）のアナリスト向け決算説明会を開催し、『ステーションメモリーズ！』（『駅メモ！』）についてDAU（日次アクティブユーザー数）が過去最高を更新したことを明らかにした。DAUは、その後も4月1日の時点でさらに伸びているとのこと。

決算説明会に臨んだ宮嶌裕二社長（写真）は、「前四半期（2016年10～12月期）に1億2800万円使った広告宣伝費を7100万円まで下げながらもDAUを伸ばすことに成功した。これがこの四半期決算の最大のトピックス」とコメントした。位置情報ゲームは、季節要因の影響も大きく、冬場は苦戦する傾向にあるが、それを乗り越えての最高値となった。

宮嶌社長は、この要因として、KPIとして重視する「継続率」の向上が背景にあるという。日本郵便やKITTEとのコラボを行ったことや、人気アニメ『SHOW BY ROCK!!』とのコラボイベントでギルドやレイドといった既存のソーシャルゲームで導入されている要素を取り入れたことが継続率向上につながったと分析しているという。

第2四半期以降もリアルと融合したイベントや、IPコラボなどを行っていく考え。ニュースアプリ『ハッカドール』とのコラボ第2弾や、地方創生、O2Oに関連するイベントとして、京都市交通局とのコラボ第2弾を行うことを明らかにした。「DAUが増えたことでリアル連携で送り込めるユーザー数が多くなってきたため、収益化の難しかったO2Oイベントでも徐々にお金が取れるようになってきた」。