エイチアイ<3846>は、3D描画エンジン「マスコットカプセル イラプションST」を利用した、Android OSスマートフォンや携帯電話向け3DコンテンツのPC用開発ツールを、エイチアイの開発者向けサイトで無料提供していると発表した。
「イラプションST」は、3Dエフェクト機能や立体視対応機能を搭載し、モバイル向け3Dコンテンツ開発に最適な3D描画エンジン。3Dグラフィックスの国際標準規格であるOpenGL ESに対応しており、3Dコンテンツを開発しやすくするAPIを提供しており、開発者は効率的に3Dコンテンツおよび立体視コンテンツを開発することが可能になるとのこと。
現在、続々と販売されている3D立体視ディスプレイ搭載のスマートフォンや携帯電話に「イラプションST」が搭載されており、組込み機器向け「イラプションST」のライセンス費用は不要なため、誰でも自由にイラプションSTを利用したコンテンツが提供できる、としている。
搭載されている端末は、NTTドコモでは、「LYNX 3D SH-03C」、「AQUOS PHONE SH-12C」、「docomo PRIME series SH-10C」、「docomo PRIME series F-09C」、「docomo PRIME series CA-01C」で、ソフトバンクモバイルでは「AQUOS PHONE SoftBank 006SH」と「AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH、、KDDIでは「AQUOS PHONE IS11SH」、「AQUOS PHONE IS12SH」となっている。
開発者向けサイト