4月9日から7月15日までの期間、掲載された記事本数は139本だった。先週比でマイナス10本だった。この週は、GMSスタッフへのインタビュー記事にアクセスが集まったほか、サービス休止・終了の告知が増えており、それに関連したニュースがアクセスを集めた。個別タイトルのリリースも多かったが、ランクインした記事の数は限られた。
第1位は、「ソーシャルゲームのデータベースマーケティングとは? GMS前編」だった。ソーシャルゲームの運営に関してはデータベースマーケティングの重要性が指摘されているが、実際に業務に従事するスタッフのインタビューはそれほど多くはなかったように思うので、注目を集めたのかも知れない。GMSでは、現在、マーケティングのスタッフを募集中とのことで、我こそはと思う方はぜひ応募していただきたい。
第2位は、「グリー、FlashコンテンツをiOS端末上で表示させる技術を開発」だった。グリーがFlashコンテンツをiOS端末上で表示させる技術を開発したという内容で、具体的な開発事例として「踊り子クリノッペ」があげられている。GREEでサービス提供しているSAPには大助かりといったところだろうが、現状では、どの程度の変換精度になるのかみてたいという声も多いようだ。
第3位は、「ジンガジャパン、mixi「ファームビレッジ」と「トレジャーアイランド」を8月2日で終了」だった。ジンガジャパンでは、途中、大規模なアップデートを行うなどテコ入れを行っていたものの、残念ながら、スタート後の遅れが取り戻せなかったようだ。今後、スマートフォン展開をにらんでの判断であるとも思われ、引き続き同社には注目したい。
第5位と第9位には、ハドソンの『クローズ×WORST』に関連する記事が入った。「GREE」のランキングから突然消えてしまったので何かと思って調べ始めたのが記事にしたきっかけだった。データ消失という重大事故だったが、他のSAPにとっても補償内容も含めた事故後の対処方法は学ぶべき点が多いのではないか。
第8位は、「コナミ、ソーシャルゲームに消極的との報道に「事実と異なる」とコメント」だった。コナミは、ソーシャルゲームに最も力を入れており、そして成功を収めている大手ゲーム会社だけに、記事には驚いた方が多かったようだ。
このほか、タイトルリリースに関しては、「バンダイナムコ、今夏に「GREE」で「仮面ライダー」題材のソーシャルゲームを提供」や、「gumi、「GREE」で新作ソーシャルゲーム『デュエル英雄譚』の提供開始」といった注目すべきニュースも多かったように思う。