【RAGE vol.4 GRAND FINALS】2代目『Shadowverse』王者は西の秘密兵器「Enju選手」に決定! さらに次回大会を8月より開催!
サイバーエージェント<4751>の連結子会社であるCyberZは、6月10日、ベルサール高田馬場にて、esports大会「RAGE vol.4 GRAND FINALS」を開催した。
本稿では、会場内で行われていたイベントと共に、大会の結果をお届けしていく。
【RAGEとは】
「RAGE」とはCyberZが運営するesports 大会で、複数のゲームタイトルを採用し、年間を通して大会を開催している。第4 回目の開催となる今回は、Cygamesの本格スマホカードバトル『Shadowverse』、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターV』、コナミデジタルエンタテインメントのサッカーゲーム『ウイニングイレブン 2017』を種目として採用。『Shadowverse』においては、オフライン予選大会を大阪で5 月4 日・5 日に、東京で5 月13日 ・14 日に行い、決勝大会(RAGE GRAND FINALS)を開催している。なお、本大会の賞金総額は700 万円超。
「RAGE」とはCyberZが運営するesports 大会で、複数のゲームタイトルを採用し、年間を通して大会を開催している。第4 回目の開催となる今回は、Cygamesの本格スマホカードバトル『Shadowverse』、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターV』、コナミデジタルエンタテインメントのサッカーゲーム『ウイニングイレブン 2017』を種目として採用。『Shadowverse』においては、オフライン予選大会を大阪で5 月4 日・5 日に、東京で5 月13日 ・14 日に行い、決勝大会(RAGE GRAND FINALS)を開催している。なお、本大会の賞金総額は700 万円超。
■Bホールでは『ストリートファイターV』&『ウイニングイレブン 2017』のチャンピオンを決定!
会場は、『Shadowverse』の大会を行うAホールのほか、『ウイニングイレブン 2017』と『ストリートファイターV』の大会を行うBホールが用意されていた。
▲『ウイニングイレブン 2017』と『ストリートファイターV』の総合司会をUZIさん(写真左)、アシスタントMCを宮崎瑠依さん(写真右)が務めた。
▲『ウイニングイレブン 2017』の大会の様子。予選を勝ち抜いた4チームでチャンピオンを決定した。
▲写真左から、『ウイニングイレブン 2017』大会の進行を務めた齋藤寿幸さん、ゲスト解説の松木安太郎さん、解説のブンブン丸さん、実況のStan Smithさん。
▲『ストリートファイターV』の大会の様子。こちらは、8名の中からWINNERSトーナメントを勝ち上がった1名と、LOSERSトーナメントを勝ち上がった1名が決勝で雌雄を決した。
▲写真左から、『ストリートファイターV』大会の実況を務めた清野茂樹さん、解説のハメコさん、せんとすさん。
■『Shadowverse』有名プレイヤーのもこうさん&maguroheadさんとの対戦も
また、オフィシャルグッズの販売や、『Shadowverse』の4人式フライトトーナメント、有名プレイヤーとの対戦が楽しめるコーナーが設けられていた。
▲グッズコーナーでは、モバイルバッテリーや缶バッジ、マグカップ、TシャツなどのRAGE×Shadowverseコラボアイテムや、RAGEオリジナルグッズを販売。
▲来場者4名で行われるトーナメント。優勝者には、第4弾「Tempest of the Gods/神々の騒嵐」リアルプロモーションカード(全8種)の中から1枚がランダムに配られた。
▲抽選に当たった来場者は、『Shadowverse』の配信や動画で人気のプレイヤー・もこうさん、maguroheadさんとの対戦が行えた。
▲イベントは1日通して開催されていたため、ホットドッグや焼きそば、ポップコーンが買えるコーナーも。食べ物や飲み物を片手に観戦を楽しめた。
■マーティ・フリードマン&弦楽器三重奏によるライブパフォーマンスで幕開け
さて、「RAGE Shadowverse Tempset of the Gods GRAND FINALS」は、有名ギタリストのマーティ・フリードマン氏と弦楽器三重奏による『Shadowverse』BGMの一つ “バトルテーマ“のライブパフォーマンスで幕開け。
続いて、総合司会の武井壮さん、アシスタントMCの荒井レイラさん、ゲスト実況の森慶太さん(Cygamesプロダクトマネージャー)、解説のkuroebiさんらが登壇し、改めて本大会の賞品やルールを紹介した。
▲総合司会の武井壮さん(写真左)と、アシスタントMCの荒井レイラさん(写真右)。
▲ゲスト実況の森慶太さん(写真左)と、解説のkuroebiさん(写真右)。
▲本大会は、予選を勝ち上がった8名がBO5(BEST OF 5)のシングル襟未ネーション方式トーナメントで優勝を争う。対戦ルールについては下記の通り。
【対戦ルール】
・それぞれクラスの異なる3つのデッキを事前に登録
・市債は最大5バトルのBO5(Best of 5)で行われ、先に3バトル勝利した選手が試合に勝利
・1バトル目ではお互い自分の登録した3つのデッキから好きなデッキを選択し、2バトル目以降、既に勝利したデッキは同じ試合で再び使用することはできない
【賞金】
優勝:400万円
準優勝:100万円
3位:50万円
4位:30万円
5位タイ:各15万円
9位タイ:各7.5万円
予選プレイオフ準決勝戦までの敗退者(6勝0敗~5勝1敗):各3万円
予選2日目の4勝2敗の選手:各1万円
▲さらに、優勝者には副賞としてTAG Heuerから賞品がサプライズで用意されていた。
▲選手たちはこちらのブースに入って対戦。防音のほか、窓はマジックミラーとなっており、選手から観客席側の様子は伺えなくなっている。
▲こちらは、専用ミニバーでのソフトドリンク無料サービスなど、様々な特典が付いて4人1組のテーブル席が設けられたプレミアムボックスエリア。
【選手紹介】
1回戦 第1試合を戦うザイル選手(写真左)と、MAO選手(写真右)。
1回戦 第2試合を戦うSOS選手(写真左)と、Johnny@TRG選手(写真右)。
1回戦 第3試合を戦うEllinor選手(写真左)と、マトモ選手(写真右)。
1回戦 第4試合を戦うEnju選手(写真左)と、まる選手(写真右)。
さらに、ここからはゲスト解説として声優の優木かなさん、石上静香さんが登場。
【試合結果】
■1回戦 第1試合
ザイル選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ビショップ)
vs
MAO選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ウィッチ)
オープニングマッチは、コワもて僧侶 ザイル選手とスーパーハイバランサー MAO選手の対決。この2人はオフライン予選大会後、OPENREC.tvにて配信された番組「シャドバ道場」に出演して対戦、その際はザイル選手が勝利を収めたという因縁の過去を持つ。
初戦はネクロマンサーを選択したMAO選手が上々の滑り出しを見せるも、後攻4ターン目にザイル選手が自身の代名詞とも言える「鉄槌の僧侶」を引いたところで状況が一転。ネクロマンサーお得意のラストワードを消滅の効果で封じ込め、1戦目の勝利を手にした。続く2戦目もザイル選手が取り、この勢いのままオープニングマッチを制するかと思われたが、ここからMAO選手の巻き返しが始まる。
風の軍神・グリームニルの効果でネクロマンサー同士のミラーマッチを辛くも制すなど、初戦から5バトル目までもつれ込む熱い展開に。ここで登場したのは、本大会、唯一MAO選手のみが選択したウィッチが登場。次元の超越を主軸に据え、一気に大ダメージを与えて決めきりたいところだったが、惜しくも強力なフォロワーに恵まれず、ザイル選手が3勝で1回戦を勝ち抜けた。
▲4ターン目に鉄槌の僧侶を引いてきたところで会場から大きな歓声が上がっていたのも非常に印象的だった。
[試合結果]
○ビショップvsネクロマンサー●
○ドラゴンvsネクロマンサー●
●ネクロマンサーvsネクロマンサー○
●ネクロマンサーvsドラゴン○
○ネクロマンサーvsウィッチ●
勝者:ザイル選手
■1回戦 第2試合
SOS選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ヴァンパイア)
vs
Johnny@TRG選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ビショップ)
第2試合は、共に大阪予選を勝ち抜き決勝大会に進出した、微笑みのIQストリーマー SOS選手と変幻自在のミュージシャンゲーマー Johnny@TRG選手の対決となった。
1バトル目は、Johnny@TRG選手が記者会見の場で自身の好きなデッキに挙げていた「手帳ネクロ」(死神の手帳を軸に据えたネクロマンサーのデッキ)を選択。しかし、ここはこの日、初お目見えとなるクラス・ヴァンパイアを選択したSOS選手が勝利する結果に。
その後、2戦目もSOS選手が勝利し、Johnny@TRG選手としてはこのままでは終われない3戦目、ドラゴン同士のミラーマッチとなる。長時間に及ぶ戦いの末、ウロボロスを何度も展開する中から活路を見出したJohnny@TRG選手が一矢報いるも、4戦目はSOS選手の勝利となり準決勝へと駒を進めた。
[試合結果]
○ヴァンパイアvsネクロマンサー●
○ネクロマンサーvsビショップ●
●ドラゴンvsドラゴン○
○ドラゴンvsネクロマンサー●
勝者:SOS選手
■1回戦 第3試合
Ellinor選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ビショップ)
vs
マトモ選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ヴァンパイア)
第3試合は、奇しくも互いに手の内を知り尽くした、無敗の最年少 Ellinor選手と歴戦のカードバトラー マトモ選手、同じチームに所属するメンバーでの対決となった。
1バトル目、後がないところまで追い詰められたマトモ選手は、血の取引でデッキから鋭利な一裂きを引き当て、会場はこの日1番の盛り上がりに。見事な逆転劇を決めるか……と思われたところで思わぬ判断ミスから痛恨の敗北を喫してしまう。
▲死の舞踏を使用するかのような動きも見られたが、そのままターン終了。鮮血の花園の効果で自身もダメージを受けてしまい、Ellinor選手の勝利となる。
試合前VTRで「一喜一憂が激しいタイプ」と語っていたマトモ選手は、2バトル目が始まる前にはかなり落胆する様子も見受けられたが、ここで、ドラゴンデッキの中でも突出して異彩を放つ「荒牙の竜少女」と「新たなる運命」のコンボによる大ダメージを狙ったコンセプトデッキで勝利を収めて持ち直しを図る。その後、勝負を5バトル目まで持ち込み、見事、最終戦を勝利したマトモ選手が勝ち進む結果となった。
[試合結果]
○ビショップvsヴァンパイア●
●ドラゴンvsドラゴン○
●ドラゴンvsヴァンパイア○
○ネクロマンサーvsネクロマンサー●
●ドラゴンvsネクロマンサー○
勝者:マトモ選手
■1回戦 第4試合
Enju選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ヴァンパイア)
vs
まる選手(選択リーダー:ネクロマンサー、ドラゴン、ビショップ)
1回戦最終試合となる第4試合では、大阪予選を無敗で勝ち上がったという西の秘密兵器 Enju選手が登場。対するのは、東京予選を無敗で勝ち上がったザ・パーフェクト まる選手で、本大会初の東西対決が実現した。
ここまで土付かずの無敗対決となった本対戦は、互いにプレイスタイルから「堅実」という印象を受ける。初戦は、まる選手がネクロマンサーのファントムハウルで差し切るも、2戦目はカオスシップから呼び出されたブラッドウルフでEnju選手のヴァンパイアに軍配が上がる。
一進一退のハイレベルな攻防が繰り広げられる中、三度5バトル目までもつれ込んだ第4試合。最後は、中盤から盤面を制圧したEnju選手がネクロマンサーで勝利して3勝目を先取し、まる選手に逆転勝利する結果となった。
[試合結果]
●ヴァンパイアvsネクロマンサー○
○ヴァンパイアvsビショップ●
●ドラゴンvsビショップ○
○ドラゴンvsドラゴン●
○ネクロマンサーvsドラゴン●
勝者:Enju選手
【コスプレイヤーショー】
ここで、準決勝を前にコスプレイヤーによる華やかなショーが行われた。
▲コスプレイヤーの登場に合わせた音楽は、TeddyLoidさんが演奏を担当。
▲イリスの姿で登場した渚さん。
▲ダークエンジェル・オリヴィエのcarryさん。
▲ダークドラグーン・フォルテのなっこさん。
▲アリサのみゃこさん。
▲エリカの成賀くるみさん。
▲イザベルのるしゃさん。
▲クレイゴーレム。
【対戦レポート その2】
また、準決勝からは声優の植田佳奈さん、佐倉薫さんがゲスト解説として登場した。
■準決勝戦 第1試合
ザイル選手 vs SOS選手
いよいよ始まった準決勝戦 第1試合は、コワもて僧侶 ザイル選手と微笑みのIQストリーマー SOS選手の対決。1バトル目はザイル選手がネクロマンサーのラストワードを活かす形で盤面を作り、SOS選手を苦しめる。しかし、続く2バトル目はSOS選手がヴァンパイアで軽快な動きを見せ、5ターン目に相手のライフを0まで削り切りすぐさま取り返す。
3バトル目は、ネクロマスターと呼ばれるSOS選手が操るネクロマンサーに対して、ザイル選手が魔将軍・ヘクターを活かしきれない盤面を維持することで見事に下すも、続く4バトル目、5バトル目でビショップが2連敗を喫してしまいSOS選手が決勝進出を決めた。なお、本大会ではここまで3つ目のクラスにヴァンパイアを選択した3選手が勝ち残る結果となっているのがひとつ特徴として浮き彫りになった。
[試合結果]
○ネクロマンサーvsドラゴン●
●ドラゴンvsヴァンパイア○
○ドラゴンvsネクロマンサー●
●ビショップvsネクロマンサー○
●ビショップvsドラゴン○
勝者:SOS選手
■準決勝戦 第2試合
マトモ選手 vs Enju選手
準決勝戦 第2試合は、歴戦のカードバトラー マトモ選手と西の秘密兵器 Enju選手の対決。1バトル目はEnju選手の勝利で幕を開けた対戦となったが、続く2戦目に再びマトモ選手のドラゴンデッキが大暴れする結果となり会場の空気を掴む。
1回戦同様、ここから勢いに乗りたいマトモ選手だったが、3バトル目に行われたヴァンパイアのミラーマッチではEnju選手の慎重な立ち回りが冴え渡る。堅実なプレイングにより相手が復讐状態に入ることを回避する反面、自身は復讐による恩恵を受けることで徐々に場の有利を構築していく。あえて積極的に攻撃を行わないことで勝利へと結び付けるEnju選手の戦法が非常に印象的だった。
[試合結果]
●ヴァンパイアvsネクロマンサー○
○ドラゴンvsヴァンパイア●
●ヴァンパイアvsヴァンパイア○
●ヴァンパイアvsドラゴン○
勝者:Enju選手
■3位決定戦
ザイル選手 vs マトモ選手
決勝戦の前に行われた3位決定戦では、コワもて僧侶 ザイル選手と歴戦のカードバトラー マトモ選手が激突。互いに一進一退を繰り返して5バトル目までもつれ込んだ結果、最後は破魂の少女から流れを掴んだマトモ選手が入賞を決めた。
また、この日マトモ選手が採用したドラゴンデッキは4戦3勝と非常に好成績で、大きなインパクトを与えたことから、今後、ランクマッチなどでの流行も伺わせた。
[試合結果]
●ビショップvsヴァンパイア○
○ビショップvsドラゴン●
●ドラゴンvsドラゴン○
○ネクロマンサーvsネクロマンサー●
●ドラゴンvsネクロマンサー○
第3位:マトモ選手
■決勝戦
SOS選手 vs Enju選手
いよいよ新たなチャンプが誕生する決勝戦は、微笑みのIQストリーマー SOS選手対西の秘密兵器 Enju選手という関西ダービーが再び実現。
第1バトル、第2バトルではSOS選手がドラゴン、ネクロマンサーの地力を見せ早くもEnju選手を追い詰める。しかし、ここから圧巻だったのがEnju選手だ。後がないプレッシャーを抱えた中、まずはネクロマンサーで1勝を取り返す。SOS選手のヴァンパイア対Enju選手のドラゴンのマッチアップでは、中盤まで苦しい展開を強いられた中、後半のイスラーフィールやバハムート、ゼウスへと繋げて逆王手をかける。
最終戦となったヴァンパイアによるミラーマッチでは、6ターン目のデモンストライクが決まり手となり、見事、Enju選手が予選から無敗のまま優勝を飾った。
[試合結果]
○ドラゴンvsヴァンパイア●
○ネクロマンサーvsネクロマンサー●
●ヴァンパイアvsネクロマンサー○
●ヴァンパイアvsドラゴン○
●ヴァンパイアvsヴァンパイア○
準優勝:SOS選手
優勝:Enju選手
▲RAGE運営統括の大友真吾氏より、賞金400万円の小切手と副賞が贈呈された。優勝したEnju選手は「正直、優勝できるとは思っていなかったので、今年の運を使い切ったかなと思っています。本当に嬉しいです!」とコメントした。
【Enju選手に優勝インタビュー】
――:この長丁場を戦い抜いた気持ちを教えてください。
Enju選手:ひとつのことに長時間費やすのは得意な方なので何時間でもできてしまうのですが、昨日の夜は緊張で30分ほどしか寝られなかったので、その中でここまでやったのは正直しんどかったです(笑)。
――:本大会で最も印象に残っている場面を教えてください。
Enju選手:決勝戦でデモンストライクを決めたときです。あまりヴァンパイアのデッキには採用されていないカードなのですが、自分で良いと思って入れたカードが決まってくれて、改めて正解だったと思うことができました。
――:これから、初代王者である「ま選手」や、ファミ通CUP 2017王者である「ふぇぐ選手」と肩を並べることになりますが、そこに対する気持ちはいかがでしょうか?
Enju選手:私自身まだ無名なので、これからは積極的に『Shadowverse』の活動をしていきたいと思っています。
――:Enju選手にとっての『Shadowverse』の魅力を教えてください。
Enju選手:強いと言われているリーダーはいくつかあるのですが、ファイナリストの方々のデッキレシピを見てもらうと分かる通り、その中にもやはり個性が出ます。そういったところでしっかりと実力差が生まれる良いゲームだと思います。
――:今後も大会には参加されますか?
Enju選手:実は、オフライン大会は今回が初めてだったのですが、これからはどんどん積極的に参加していきたいと思います。次回のRAGE(※後述)についても発表がありましたので、2連覇を目指して頑張ります!
――:この長丁場を戦い抜いた気持ちを教えてください。
Enju選手:ひとつのことに長時間費やすのは得意な方なので何時間でもできてしまうのですが、昨日の夜は緊張で30分ほどしか寝られなかったので、その中でここまでやったのは正直しんどかったです(笑)。
――:本大会で最も印象に残っている場面を教えてください。
Enju選手:決勝戦でデモンストライクを決めたときです。あまりヴァンパイアのデッキには採用されていないカードなのですが、自分で良いと思って入れたカードが決まってくれて、改めて正解だったと思うことができました。
――:これから、初代王者である「ま選手」や、ファミ通CUP 2017王者である「ふぇぐ選手」と肩を並べることになりますが、そこに対する気持ちはいかがでしょうか?
Enju選手:私自身まだ無名なので、これからは積極的に『Shadowverse』の活動をしていきたいと思っています。
――:Enju選手にとっての『Shadowverse』の魅力を教えてください。
Enju選手:強いと言われているリーダーはいくつかあるのですが、ファイナリストの方々のデッキレシピを見てもらうと分かる通り、その中にもやはり個性が出ます。そういったところでしっかりと実力差が生まれる良いゲームだと思います。
――:今後も大会には参加されますか?
Enju選手:実は、オフライン大会は今回が初めてだったのですが、これからはどんどん積極的に参加していきたいと思います。次回のRAGE(※後述)についても発表がありましたので、2連覇を目指して頑張ります!
最後に、会場ではRAGE運営統括の大友真吾氏より、RAGE次回大会や次々回大会に関する情報が公開された。
▲大友氏は、Enjuさんがこれから新たなスターダムを駆け上がることを期待しつつ、RAGEが今後も参加者や視聴者に夢を与え続けられるようなイベントでありたいと語った。
▲エンディングでは、『Shadowverse』プロデューサーの木村唯人氏が登壇。本大会を通して「非常に個性あふれるプレイヤーたちが登場し、大胆なプレイや綿密なプレイが見られて興奮しました。今日、新たなスターが誕生した瞬間に立ち会えたことを嬉しく思っています」とコメントした。
▲次回、RAGE Shadowverse大会の大阪予選を8月12・13日に、東京予選を8月19・20日に開催することを発表した。
▲さらに、次々回のRAGEでもShadowverse大会を開催することを決定。12月には、世界各国のTOPプレイヤーを一堂に集結させNo.1を決める「RAGE Shadowverse World Grandprix」を実施することを発表した。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『Shadowverse』(アプリ版)
■『Shadowverse』(PC版)
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会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月