ヤフー<4689>は、7月18日、東京都内で「Yahoo!ゲーム ゲームプラス」メディア発表会を開催した。本記事では発表会レポートの第三弾として、インパルスの板倉さん、堤下さん、倉持由香さんに加えて、佐野ひなこさん、花江夏樹さんも参加した「揃えて消してマカロン ぽちゃもぐ」、「ファイナルファンタジーⅩ」を紹介したトークセッションなどの模様をレポートする。
ここでステージには佐野ひなこさん、花江夏樹さんが新たに登場し、ステージはより一層華やかなとなった。ゲームについて、花江さんはパソコンでゲームをやることが多くFPSゲームも好き、佐野さんは簡単なパズルゲームを良く遊ぶとのことだった。
■「揃えて消してマカロン ぽちゃもぐ」を紹介
ウィズコープのエグゼクティブ・プロデューサーの中込博之氏が登壇してHTML5ゲームの「揃えて消してマカロン ぽちゃもぐ」を紹介した。
「揃えて消してマカロン ぽちゃもぐ」は、サンリオのキャラクターが登場するパズルゲームとなる。積まれたマカロンタワーからマカロンを引き抜いて色を揃えるゲームになっている。マカロンを素早く正確に引き抜かないとタワーは倒れてゲームオーバーになってしまう。マカロンを消すことで得点が入り、マカロンにはダイヤモンド、ゴールド、シルバーなどがあり順に得点は高くなっている。
またゲームに登場するサンリオキャラクターはゲームのためにサンリオで書き下ろしたものになっており、ぽちゃっとしたキャラクター設定のため少し頭が大きいキャラクターになっている。ゲームにはたくさんのキャラクターが登場し、キャラクターのレベルがあがるため長く楽しめるゲームになっているという。
■家庭用と同じように遊べる「FFX」
続いてクラウドゲームの紹介となり、技術協力を行ったユビタスの春日伸弥氏が登場した。春日氏が「ファイナルファンタジーⅩ」を紹介しつつ、花江さんがシーモアとの最終決戦を実際にプレイしてみることになった。
花江さんはゲームを開始してすぐにすごく「ぬるぬる動きます!」とその操作性に驚きを見せた。バハムートを召喚し、“インパルス”ではなくメガフレアを使ってシーモアを倒すことに成功した。ステージではゲームのエフェクトやグラフィックについても感嘆の声が上がった。春日氏によると、家庭用の最新ゲームと変わらないクオリティのタイトルがブラウザで遊ぶことができるという。
■ゲームプラスの展望
ここで、ヤフーのパーソナルサービスカンパニー事業戦略本部 ゲームプラス事業部 ビジネスプロデューサーの脇康平氏が再度登壇し、ゲームプラスの展望について説明を行った。氏は、主に二つのことを考えており、ひとつは遊びの革新となる。最初に「チョコボのチョコッと農園」が紹介され、ゲームプラス版だけの機能として歩数計の機能も搭載しており、歩くことで農園が育つこともできるという。
またライフログを活用することも考えている。ヤフーが提供するマイシングスというIotプラットフォームのサービスを活用することで、例えば現在地の天気がゲーム内に反映されたり、体重の増減が自分のアバターに反映されるなど、ブラウザならではのシームレスな環境を活用することで新たな遊びが生まれてくる可能性もあるという。
二つ目には技術の革新があり、現在でもスマートフォンのブラウザ上でネイティブアプリ並みの3Dのキャラを動かせるようになっているという。ステージでは実際にデモを体感したゲストから驚きの声があがった。
最後に18時のゲームプラスのサービス開始を記念して、会場ではテープカットが行われた。テープカットの前にはヤフー株式会社 パーソナルサービスカンパニー 事業戦略本部長の米谷昭良氏が挨拶を行い、「ブラウザゲーム市場をヤフーと参画いただくゲームメーカーとともにより良いタイトルを世に送り出し、Yahoo!ゲームならびに日本のゲームユーザーに多くのゲームをゲームプラスで楽しんでいただきたい。ぜひご期待ください。」と力強い言葉とともに発表会は終了した。
(撮影・取材 森山晃義)
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月