​スマホゲーム会社の雇用動向(22) コスト削減が一巡し増員に転じ始めたKLab

不定期連載として、スマートフォンゲーム会社の雇用動向にフォーカスしていく。第22回目となる今回は、KLab<3656>を取り上げたい。

同社が公開した決算説明資料によると、第2四半期末(2017年4~6月)におけるグループ従業員数は14名減の483名だった。フィリピンのオフショア開発拠点KLab Cyscorpionsの撤退完了により減少したものの、国内の従業員数は4四半期ぶりに増加したという。

これは新卒採用のシーズンであった影響に加えて、「今まで3年かけてコスト削減を行ってきたが、ここで完了したと考えている」とのこと、今後は「アートディレクターなどディレクションしたり、プロデュースできる人員を増やす」という(真田哲弥社長)。

 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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