リベル、イケメン役者育成ゲーム『A3!』の中国版のライセンス契約を中国のbilibiliと締結 メディアミックス展開および関連グッズ展開もbilibiliに許諾
リベル・エンタテインメントは、8月21日、イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』の中国版のライセンス契約を中国のbilibiliと締結したことを発表した。
『A3!』は劇団の主宰兼「総監督」となり、イケメン劇団員たちをキャスティングして青春ストーリーが楽しめるイケメン役者育成ゲーム。メインストーリーは豪華声優陣によるフルボイスとなっており、春組、夏組、秋組、冬組に所属するまだ“つぼみ”状態のイケメン役者たちを小劇場の舞台上で満開に咲かせるゲームとして、好評を博している。
2017年1月27日にiOS/Androidで同時に配信を開始した本作は、2月に100万ダウンロード、同月に200万ダウンロード、8月に400万ダウンロードを突破するなど順調にダウンロード数を伸ばしており、また日本のiOSセールスランキングでは最高2位(2017年6月9日)を記録するなどヒットタイトルに成長をしている。
今回、『A3!』の中国展開については、配信前から多数の運営会社のオファーを受けていたが、運営配信パートナーとしてbilibiliが決定した。bilibiliに決定した理由としては、「同社タイトル『アイ★チュウ』中国版の運営配信実績(2016年7月8日より運営)を持つこと」「 日本のヒットタイトルの運営実績が多数あること(『Fate/Grand Order』『夢王国と眠れる100人の王子様』など)」「中国において最も日本のゲームのユーザーを擁し、運営チームも日本のゲーム運営を熟知していること」を挙げている。
なお、海外進出のリスクとして、知的財産の保護や契約の履行など運営配信パートナーが信頼できるかが契約締結のポイントとなるが、既に『アイ★チュウ』中国版の取引を通じて「bilibili」は知的財産の保護や契約の履行に関して問題がなく、良好な関係を保っている。また、『Fate/Grand Order』中国版については、中国iOSセールスランキング最高1位にランクインするなど非常に高い運営力・マーティング力を有する運営会社であると判断したという。これらを踏まえ、bilibiliとは、メディアミックス展開および関連グッズ展開も許諾地域内で実施することもライセンス契約に含まれているとのこと。
なお、『A3!』中国版の配信サービス開始時期は未定だが、決まり次第あらためて発表するとしている。
■「bilibili」について
正式社名:bilibili(Shanghai Hode Information Technology Co., Ltd.)
代表:徐 逸
所在地:中国・上海
会社情報
- 会社名
- 株式会社リベル・エンタテインメント
- 設立
- 2006年9月
- 代表者
- 代表者 林田 浩太郎
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高50億9600万円、経常利益11億0700万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
- 上場区分
- 非上場
会社情報
- 会社名
- bilibili(ビリビリ)