ザッパラス<3770>は、8月21日、新規事業としてインターネット放送局「占いTV」および占いイベント「占いフェス」への投資を実施することを発表した。既に2017年7月10日にサービス開始をリリースしているインターネット放送局「占いTV」について、約1ヵ月間試験運用した結果、システムの安定性や継続して制作、放送していく体制が確認できたため、引き続き本事業に投資していくことを決定した。今後、課金コンテンツを拡充するとともに本事業のプロモーションを進めることにより、早期の収益化を目指していく。
また、合わせて既にリリースしている「占いフェス」につきましても、2017年1月、7月と2回開催した結果、効果的にリアルな集客を見込めることが確認できたため、今後とも定期的に開催していくことを決定した。「占いフェス」については、リアルなイベントを通じて占い潜在顧客層にリーチすることにより、「占いTV」ほか同社サービスの認知を上げることを目的としている。今後は、他社とのアライアンスを進めることによりイベント自体の収益化も目指していくとしている。
なお、事業開始初年度である2018年4月期は、既存デジタルコンテンツ事業については引き続き安定的に業績が推移する見込みであるものの、本事業に関して映像制作費やシステム開発費、イベント開催費など多額の費用が先行して発生するため営業利益に影響を与える見通し。2019年4月期以降は本事業の認知、課金が進んでいくことにより、業績が改善していく見込みであり、中期的には同社の主要な事業となることを目指していく方針だ。
なお、今回の決定による具体的な連結業績への影響については現在精査中であり、合理的な予想数値の算定が可能となった時点で速やかに開示するとしている。
