スクエニHD、第1四半期決算は営業利益88%増の170億円と大幅増益 「FF7R」「エリオットの千年物語」「DQスマグロ」貢献 その他事業も増収増益

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、8月10日、2027年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高784億2300万円(前年同期比32.3%増)、営業利益170億0800万円(同88.6%増)、経常利益187億6600万円(同172.4%増)、最終利益132億4400万円(同175.7%増)と大幅増益を達成した。

・売上高:784億2300万円(同32.3%増)
・営業利益:170億0800万円(同88.6%増)
・経常利益:187億6600万円(同172.4%増)
・最終利益:132億4400万円(同175.7%増)

 

業績を牽引したのは、ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント事業だ。同事業は売上高が前年同期比51.8%増の499億6000万円、営業利益が同91.8%増の155億8300万円となった。

 

■デジタルエンタテインメント事業が大幅増収増益

デジタルエンタテインメント事業では、HDゲーム、MMO、スマートデバイス・PCブラウザ等の各カテゴリーで前年同期を上回った。

HDゲームでは、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、Windows向けに展開した「ファイナルファンタジーVII リバース」や「冒険家エリオットの千年物語」などの新作タイトルが底堅く推移した。

さらに、既存のカタログタイトルの販売も伸長。新作だけに依存するのではなく、過去に発売したタイトルの販売も業績を押し上げ、HDゲーム全体で前年同期比の増収増益につながった。

今回の決算では、特定の大型新作だけでなく、カタログタイトルを含めたゲームポートフォリオ全体が収益に寄与したことが特徴といえる。

 

■「FFXIV」はアクティビティ改善で増収

MMOでは、「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ発表などを受けてユーザーのアクティビティが改善し、増収となった。一方、利益面では2027年初頭の発売に向けた関連費用を先行して計上したことから、営業利益は微増にとどまった。

 

■スマホ・PCブラウザ向けも増収増益

スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツも前年同期比で増収増益となった。「ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」の売上寄与などが業績を押し上げた。HDゲームだけでなく、MMO、スマートデバイス・PCブラウザ向けコンテンツまで、それぞれが増収増益となったことで、デジタルエンタテインメント事業全体の大幅な業績改善につながっている。

 

■アミューズメント、出版、ライツ・プロパティも増収増益

ゲーム以外の事業も軒並み増収増益となった。

アミューズメント事業は、既存店売上高やアミューズメント施設向け景品の販売が前年を上回ったことなどから、売上高が前年同期比3.8%増の170億8800万円、営業利益が同7.8%増の19億1300万円となった。

出版事業は、コミック単行本の売上が前年を上回ったことから、売上高が同11.0%増の72億6100万円、営業利益が同17.7%増の25億900万円となった。

ライツ・プロパティ等事業も、有力IPに関連する新規キャラクターグッズの販売が前年を上回ったことなどから、売上高が同22.3%増の46億1100万円、営業利益が同28.7%増の15億5900万円となった。

このように、ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント事業だけでなく、出版やライツ・プロパティ、アミューズメントまで全セグメントが増収増益となった。

 

■2027年3月期の見通し

2027年3月期の業績は、売上高2980億円(前期比0.1%増)、営業利益490億円(同10.5%減)、経常利益490億円(同24.0%減)、最終利益310億円(同4.7%増)、EPS85.99円を見込む。株価収益率は33.4倍となる。

 

・売上高:2980億円(同0.1%増)
・営業利益:490億円(同10.5%減)
・経常利益:490億円(同24.0%減)
・最終利益:310億円(同4.7%増)
・EPS:85.99円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:26.3%
・営業利益:34.7%
・経常利益:38.3%
・最終利益:42.7%

 

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株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2976億6100万円、営業利益547億3600万円、経常利益644億6900万円、最終利益296億1600万円(2026年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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