【体験レポート】『囚われのパルマ VR面会』 体験者の"動き"に反応する彼らの日常へ…もっとそばに、より近く  

カプコン<9697>は、大ヒット体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ 』のVR面会を東京ゲームショウ2017(TGS2017)で出展している。

ガラス越しの体感と銘打った『囚われのパルマ』だが、VRを使うことでアプリとはまた違った"体感"が感じられるものとなっている。

今回はそんな『囚われのパルマ VR面会』を一足早く体験することができたので、その内容を赤裸々にお伝えしていこう。
 



本作はスマートフォン版同様、ハルトかアオイ、どちらかを選択して面会することになる。今回体験したのは、ハルト編は「久しぶりの面会」、アオイ編「誕生日のお祝い」という面会だ。

HTC VIVE のVRヘッドマウントディスプレイを装着すると、そこはもう面会室、そして目の前には"彼"がいる。

部屋はスマートフォンのイメージがあるためか、なかなかの広さを感じる。

そんなことを考えて実際にキョロキョロと周囲を眺めていると、「どうしたの?」と訝しげに聞いてくる。

そう、あなたがどこを見ているのか"彼"にはわかってしまう。本当にその場にいて、彼があなたを見ているかのようで、思わずドキッとしてしまう瞬間の一つだ。

ドキッとする瞬間はこれだけではない。ガラス越しに彼を見つめていると、彼の視線が自身の動きに合わせて追っているのがわかる。
 

▲"彼"がガラスに近づくと吐息で白い曇りが発生する。妙にリアルだ。

もちろんガラスタッチも健在だ。VRコントローラーを自分の手を使って実際に触るような仕草をすることで、ガラスに触れることができる。

そしてガラスにタッチすることで”彼"は反応することも。VRを使った体験は自分が近づくことで、より近くに彼を見ることができる。そんな機能を利用した体験はどんなものは、面会するのを楽しみにしていよう。
 

▲あなたが選んだ選択肢によって、会話の内容が変化する。
会話によっては非常にストレートに好意を伝えるため、男児である筆者にはちょっと照れ臭い。


▲面会時間も残り少なくなると、特別な5枚のカードを看守から渡される。
選んだカードによって彼らの新たな一面が見えてくる。その内容は2人だけの秘密だ。是非経験してみて欲しい。
 

『囚われのパルマ』は、非常にVRとの相性が良いと感じた。

自分の顔を近づけたり、ガラスを手でタッチしたりするという、自身の実際の様々な行動に反応してくれる"彼"の様子を目の前で見ることができるのはファンにとっては至福の時間だ。

また音や声に関しても、発生する場所からその音声が聞こえてくるので、自分が向いてる方向によって聞こえ方が変化したり、彼が位置を移動することで声が近づいてくるなど、より彼が現実にいるように感じることができた。

更に担当の方から言われなければわからなかったが、会話の最中には天気について話すシーンがある。この会話内容は、現実の天気に合わせて台詞が変化する仕組みとなっているというのだ。

もしこれからプレイする人はその日の天気を意識してみよう。

囚われのパルマ VR面会』は今回のTGS2017だけではなく、引き続き体験する機会を設けていくとのことだ。詳細は公式サイトや公式Twitterなどで随時告知されるそうなので、ぜひ続報を楽しみにしていてほしい。


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会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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