
ロードサービスを行うJAFは、自社の特設サイトにて"もしもの状況"をVRで疑似体験する特設サイトを公開中だ。
サイト内には、"車両水没時の車内の様子と脱出方法"や、"後部座席でシートベルトをしないとどうなるか"といった緊急時の車内の状況をVRで体験することができる。
動画でも確認できるが、冠水した道路に車を走らせると浮力で浮いてしまい、運転ができなり浸水が始まる。また水圧ですぐにドアが開かなくなり、ものの数分で車内のほとんどが浸水してしまう。
見ていて感じたのは、車が一旦浮いてしまい運転ができなくなる所は筆者にとっては意外であり、また脱出するための道具が運転席にすぐにないと命を落とすという実感したところだ。
一度動画を見た人に関しては、必ず車内に道具がどこにあるか確認をしておこう。
また後部座席のシートベルトに関しては、身体が浮きかなりの勢いで叩きつけられているのがわかる。装着しないと大惨事になる事をはっきりと認識できる動画になっている。
VRを使っての緊急時の動画を体験することは非常に有意義だ。問題発生時の対処と共に、脱出時の道具のチェックや未知の体験での対処ではなく、視覚的に体験していることで生存率は大きく高まるだろう。
またシートベルトの必要性に関しても言わずもがなだ。今回は子供を例としているが、タクシーなどに乗る際にも非常に注意は必要だと感じている。
このような形で緊急時のトラブルを前もって確認できるのは、非常に有意義だ。まさに必見である。