10月12日に開催されたグリー株式会社と一般社団法人VRコンソーシアムが主催、日経BP社が共催する「Japan VR Summit 3」。
開会の挨拶を行ったグリーの田中良和社長(写真)は、「波が来たときに沖にいない人は負ける。波が来ると信じて、沖で待っていられる人が新しい波を捉える」と今のVR/AR領域に対してのスタンスを明らかにした。
田中社長は、昨年11月に行った「Japan VR Summit 2」でも話したように、PCとモバイルでパラダイムシフトが起り、VR/ARはそれに続くと考えていると述べた。
「大きな盛り上がりを見せ、あまり普及しない時期を経て、ようやく爆発的に広がるのがテクノロジーの常」と田中社長は歴史を振り返りながら、VR/ARはこれから立ち上がっていくと強調した。
Japan VR Summit 3は技術的な即面もあるが、経営的側面、ビジネス的側面からとらえたサミットとして企画したという。
田中社長は、同イベントでは今回も豪華なセッションを用意し、更にはトヨタなど製造業を代表するような会社にも登壇。内容はさらに充実したものになるとし、「波が来ることを予期して、どういうことをやっていくのか、サミットを通じて一緒に勉強していきたい」と展望を語った。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632