VRコンテンツのプラットフォームを提供するナーブは、11月1日から、360°動画と360°静止画とのハイブリッドシステム「VR内見 plus Movie」を、大東建託の全国10店舗に「いい部屋ネットVR内見 plus Movie」として提供すると発表した。
「VR内見 plus Movie」は、VRで部屋を閲覧しながら自由に動き回ることが可能にしている。
キッチンやバスルームなど、特に内見時に重要となる箇所には、アイコンがポップアップ表示され、実際の内見時のように時間をかけて細部を確認する為の機能も用意している。
技術的には、自由に動き回るためにポイントクラウドなどの3Dモデル技術を使うことが一般的だが、「VR内見 plus Movie」では、動画の中に複数の動画や静止画をエアタグ内に設定することで、好きな場所に好きなタイミングで移動が可能だ。
これらの技術は国内VR市場では初(*)の試みで、本技術については特許出願中だという。 *…同社調べ
「VR内見 plus Movie」は静止画とパノラマ動画とのハイブリッドであることから、お客様は物件内を移動し、部屋から部屋の導線や、移動して感じる広さ、設備の詳細など、より多くの情報をその場で体感できます。その場で何件でも時間をかけずに内見ができる。
また、現地に移動する必要がないことはユーザーはもちろん、営業担当者にとってもメリットで、業務効率アップなどが望めるという。