​エフマイナーの小型VRグラス「カセット」、事業者向けカスタマイズ提供へ


エフマイナーは、「どこでもかんたんVR」をコンセプトとする折りたたみ式VRグラス「カセット」の事業者向けへのカスタマイズ提供を発表した。

第一弾として、360度VRコンテンツの制作編集クラウドソフト3D Styleeのユーザーである東京建物が開発に携わった新築オフィスビル「エンパイヤビル」の内覧会に活用され、過去最大級の来場者が訪れる結果になったという。

360度VRコンテンツは、一般のスマートフォンでアプリ無しでVR体験ができるため、内覧者がコンテンツとVRグラスを社内に持ち帰ることで、内覧に来られなかった意思決定者もVR内覧を体験し、検討につながることを期待しているとのこと。

従来のノベルティグッズとしてのVRゴーグルは段ボールなどの紙製のものが主流でしたが、(1)組み立てるのが大変、(2)かさばる、(3)2−3回使うと顔の皮脂がしみ込んでしまう、(4)使用後に捨てられてしまうなどの問題点が指摘があったという。

「カセット」はこのような問題点を解決する、スタイリッシュでコンパクトなデザインの折りたたみ式VRグラスだ。

また、Google Cardboardの基準に適合しており、YouTubeなどの様々なVRコンテンツを楽しむことにも適しているため、使い捨てではなく、長く使ってもらうことができる。

500個以上のロットであれば1個あたり1,000円以下とリーズナブルな価格設定となっている。

VRグラス「カセット」の事業者向けは、25個以上から事業者向けにデザインのカスタマイズ提供を行う。

500個以上のまとまったロットだと、1個あたり1,000円以下、3,000個以上で600円以下と、ダンボール製のVRヘッドセットと比較しても十分価格競争力ある価格での提供が可能としている。

カスタマイズは25個以上のロットで外観部分にシール貼付したデザインカスタマイズが可能で、500個以上であれば軸の外側の部分のデザインをカスタマイズしたプリント、眉間の部分の色変更ができる。
 

公式サイト


*11月6日17時00分。公式サイトへのリンクが抜けておりましたため追記しております。申し訳ございません。