マンガプロダクションズとSNK、『THE KING OF FIGHTERS XIV』でサウジアラビアの女性キャラとステージを実現



サウジアラビアのマンガプロダクションズは、SNKと格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS XIV』にサウジアラビアのキャラクターとステージが登場する契約を締結した。

マンガプロダクションズは、 9月に広く中東地域の若者にSNSを通じて格闘ゲームに登場させたいキャラクターとステージを募集しコンペを実施した。サウジアラビア・バーレーン・イラク・UAE・オマーンなどから300点以上の応募があり、その中で同作に登場するキャラクターとステージが選ばれたという。 

選考のためマンガプロダクションズは、SNKと選考委員会を発足し、10月18日、SNK本社で作品を選んだ。選考委員は、SNKの『THE KING OF FIGHTERS XIV』プロデューサー小田泰之氏、キャラクター・デザイナーおぐらえいすけ氏、アートディレクター黒木信幸氏を含む10名とマンガプロダクションズのCEOブカーリ・イサム氏、 COOアロマダホ・アムル氏など3名の合計13名。

キャラクター部門では、 ナジドに登場する女性戦闘員のキャラクターをデザインしたサウジアラビアのマシャーイル・アルバラーク(Mashael Al-Barrak)氏の作品が選ばれた。 また、ステージ部門では、 近代マスマク城をアリーナ(競技場)としてデザインしたオマーンのザイナブ・アルラワーティ(Zainab Al-Lawaty )氏の作品が選ばれた。 

 

▲キャラクター部門に優勝:マシャーイル・アルバラーク氏(中央)

 

▲ナジド キャラクター

 

▲ステージに部門優勝:マシャーイル・アルバラーク氏(中央)


二つの作品は、 11月16日に開催されたミスク・グローバル・フォーラム(MGF)で作品と作者が表彰された。表彰式には、 SNK代表取締役会長Zhihui Ge氏、 マンガプロダクションズ会長バドル・アルアサーケル氏、 CEOイサム・ブカーリ氏らが参加して行われた。


■マンガプロダクションズCEOのブカーリ・イサム氏のコメント
「今回広くアラブ地域からゲームのキャラクターとステージのデザインの応募がありました。 ゲームを通じてアラブ世界のコンテンツ産業の育成を促し、 若者の支援ならびに日本との文化交流を発展させることは、 サウジアラビアが推進する《ビジョン2030》の産業促進でもあります。 今回アラブ地域の若者になじみのあるキャラクターやステージがゲーム《KOF》に登場することで親しみを持って楽しむことができます。 このコンテンツを導入することで《KOF》の人気がアラブで高まることを期待します。 」


■SNK代表取締役会長Zhihui Ge氏のコメント
「デザイン・コンペにたくさんの応募をいただき感謝しています。 アラブのキャラクターが私たちのゲームに加わることでさらにアラブ世界の皆さまに親しんでいただけることと思います。 今後もマンガプロダクションズとのパートナーシップを通じて世界に通用するコンテンツや若いクリエイターの育成に力を入れたいと思います。 」


なお、今回デザイン・コンペで選ばれたキャラクターとステージは今後「THE KING OF FIGHTERS XIV」のダウンロードコンテンツとして配信する予定(下記画像)。
 

株式会社SNK
https://www.snk-corp.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社SNK
設立
2001年8月
代表者
葛 志輝
決算期
7月
上場区分
KOSDAQ
企業データを見る
マンガプロダクションズ

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会社名
マンガプロダクションズ
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