エイベックス<7860>は、2014年より建設していたエイベックスビル(新オフィス)が完成し、12月1日よりグランドオープンしたことを発表した。
新オフィスは「コミュニケーション・コラボレーションが起きる」「働きがいのある」「エンタテインメント企業ならではの機能を備えている」の3つのテーマを主軸にデザイン・設計された。社内のコミュニケーションを意図した全席フリーアドレスの執務フロア(6~15階)に加え、開放感ある最上階の社員食堂「THE CANTEEN」(17階)、外部とのコラボレーションを促進するコワーキングスペース「avex EYE」(2階)と会議室フロア「THE SESSION」(3階)、さらにレコーディングスタジオ・レッスンスタジオ・映像スタジオ(4・5階)を内包するなど、同社ならではのワークスマートやイノベーションが生まれるオフィスを目指している。
建築設計・施工は「大林組」、1~5階及び17階のプロデュースは「トランジットジェネラルオフィス」、6~16階の内装・設計・施工には「岡村製作所」、そして各界で活躍するクリエイターやアーティスト、パートナー企業の協力によって新オフィス・プロジェクトは逐行された。
[建築設計・施工]
創業125年。2020年のオリンピック施設も手掛ける「大林組」。大阪城天守閣、東京湾アクアライン、虎ノ門ヒルズ、多くのグローバル企業本社ビル。そして、高さ世界一の電波塔 東京スカイツリーなど、その時代を象徴するものを「いま」に刻みつけ、最先端技術と総合力で国内外問わず数々の実績を誇る。
[1~5・17階 プロデュース]
レストランやアパレルブランドとのカフェ、海外で人気の「ICE MONSTER」や「MAX BRENNER」など約90店舗のブランディングやプロデュース、運営を行っている「トランジットジェネラルオフィス」。シェアオフィスや商業施設、鉄道などのプロデュースも手がけ、常に話題のスポットを生み出している。
[1階 エントランスエリア、2階 レセプションエリア・コワーキングスペースの設計]
アートの抽象性や緻密性からの影響を創作の根源に、レストランやブティック、オフィス、ギャラリーなどさまざまな空間の設計を行っている「DAIKEI MILLS」。
[3階 会議室フロアのインテリアデザイン・設計]
ディスプレイ業界トップクラスのクリエイター集団を持つ「乃村工藝社」。アジアをはじめ欧米のデザイン賞にも挑戦し、国内外において100以上(2011~2015年の実績)の受賞を誇る。
[1~3・17階 アート・グラフィックデザイン 4・5階 スタジオフロアのインテリアデザインおよび設計]
クリエイティブアソシエーション「CEKAI」。フリーランスを中心とした30名を超えるクリエイターたちが、既存の所属組織や働き方に囚われることなく、各々が持つ「世界」の解像度を高め、繋げ、表現していく事をミッションとして活動中。
[17階 社員食堂のインテリアデザイン・設計]
時間を経て味わえる美しさをも美徳としたものづくりで、プロダクトからリテイルストア、レストラン、ホテルまで幅広く手がけている「Jamo associates」。代表作に、TRUNK(HOTEL)ホテル棟[渋谷]など。
[2階 受付スタッフのユニフォームデザイン・生産]
自社ブランド“ID DAILYWEAR”をオリジナル素材と国内生産に拘り展開しながら、飲食店や美容室など多業種のユニフォーム制作までを行っている「IN DESIGN LAB」。
[1階 エントランス、17階 社員食堂 植栽のコーディネイト]
英語で“種をまく”の意味を持つ“ソウ=SOW”を社名に掲げ、グリーンショップからガーデンデザイン、環境コンサルティングまで、毎日の暮らしに、空間に、街に、上質なやさしさとここちよさを紡いでいる「SOW atelier」
[6~16階 執務室の内装プロデュース・設計・構築]
“人と社会に最適な環境作り”をコンセプトに、国内外で実績を挙げている「岡村製作所」。働き方改革に向けた活動「WORK MILL」にて、これからの働き方や働く場を皆様と共に考える多面的な活動を展開。さまざまな「働き方改革につながる環境づくり」を提案している。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860