任天堂、2012年3月期の営業益予想を80%下方修正-3DSの販売低迷や為替の円高で

任天堂<7974>は、本日(7月28日)、2012年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高9000万円(前回予想1兆1000億円)、営業利益350億円(同1750億円)、経常利益350億円(同1850億円)、当期純利益200億円(同1100億円)とした。 従来予想との比較では、売上高18.2%減、営業利益80.0%減、経常利益81.1%減、当期純利益81.8%減となる。     同社では、為替相場が想定を上回る円高で推移していることに加え、「ニンテンドー3DS」の価格を2万5000円から1万5000円に値下げすることや年末商戦の見通しをなどをもとに販売数量を見直したため、としている。想定為替レートは、1ドル=83円から80円、1ユーロ=120円から115円とした。 また、配当予想についても、従来の年間配当460円から100円に引き下げた。中間配当は無配になる。