DeNA、『ハッカドール』ユーザーの注目を集めた作品や人物を発表…『Fate/Grand Order』が総合1位、新語で『アズールレーン』台頭
ディー・エヌ・エー<2432>は、12月22日、2017年にハッカドールユーザーの注目度が高かったアニメやゲームをジャンル(部門)別に『ハッカドール大賞2017』としてランキング形式で発表した。
「ハッカドール」アプリ内において、好みのワードを登録すると、それに関する最新ニュースが届く「ウォッチリスト」機能がある。そのウォッチリストに登録されたワードをジャンルごとに集計しランキング化したとのこと。集計期間は、1月1日~12月20日まで。
<リリースより>
■総合
1位『Fate/Grand Order』
2位『けものフレンズ』
3位『この素晴らしい世界に祝福を!』
4位『ソードアート・オンライン』
5位『エロマンガ先生』
6位『ご注文はうさぎですか?』
7位『東方Project』
8位『艦隊これくしょん -艦これ-』
9位『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位『アイドルマスター シンデレラガールズ』
■今年最も注目されたタイトルは『Fate/Grand Order』
今年、アプリ「ハッカドール」で最も注目されたタイトルは、大人気ゲーム『Fate/Grand Order』でした。多くのメディアミックス展開を続けてきた『Fate/stay night』のスマートフォン版RPGである同作は、2015年7月のリリース以降、多くの『Fate』シリーズのファンに支えられ、2016年末に特別編アニメが地上波で放送されたのを皮切りに爆発的に注目度が高まりました。2位にランクインした『けものフレンズ』は、アニメの放送話数が進むにつれ、右肩上がりに話題を呼び、放送が終了したあともライブやグッズ、コラボなどの展開などを続けています。
■アニメ部門
1位『けものフレンズ』
2位『この素晴らしい世界に祝福を!』
3位『ソードアート・オンライン』
4位『エロマンガ先生』
5位『ご注文はうさぎですか?』
■やっぱり強い『けものフレンズ』!
2017年1月に放送開始した『けものフレンズ』が1位を獲得。2位には1月より第2期の放送が開始した『この素晴らしい世界に祝福を!』がランクイン。さらに、2月に『劇場版 ソードアート・オンライン ?オーディナル・スケール-』が公開された『ソードアート・オンライン』が3位という結果になりました。
■ゲーム部門
1位『Fate/Grand Order』
2位『東方Project』
3位『艦隊これくしょん -艦これ-』
4位『アイドルマスター シンデレラガールズ』
5位『プレイステーション4』
■1位『Fate/Grand Order』2位に『東方Project』が続く
ゲーム部門1位は、総合1位を獲得した『Fate/Grand Order』となりました。2位につけたのは、同人サークル「上海アリス幻樂団」が製作しているシューティングゲーム『東方Project』です。多くのスマートフォン向けゲームが出るなか、2017年8月に新作第16弾をリリースした同作が根強い人気を見せました。
■声優部門(女性)
1位『水瀬いのり』
2位『悠木碧』
3位『佐倉綾音』
4位『内田真礼』
5位『花澤香菜』
■一番注目が集まった女性声優は水瀬いのりさん!
アーティストとしても活動の幅を広げている声優・水瀬いのりさんが1位に登場。2016年に「第十回声優アワード」で主演女優賞を受賞し、『ご注文はうさぎですか?』チノ役や『Re:ゼロから始める異世界生活』レム役など話題作への出演も多いです。2017年は4月に1stアルバムをリリースし、週間音楽売上げランキングにもランクインしました。
■声優部門(男性)
1位『松岡禎丞』
2位『神谷浩史』
3位『梶裕貴』
4位『杉田智和』
5位『中村悠一』
■男女からの支持が厚かった松岡禎丞さんが1位に
『ソードアート・オンライン』キリト役、『エロマンガ先生』和泉正宗役など“ラノベ主人公”役としての呼び声高い松岡禎丞さんが1位になりました。2017年10月から放送しているアニメ『アイドルマスター SideM』では、7年前に結成されたユニット『Jupiter』がついにTVシリーズで活躍することもあって、男性のみならず、女性からも厚い支持を受けています。
■キャラクター部門
1位『レム』
2位『めぐみん』
3位『初音ミク』
4位『アスナ』
5位『加藤恵』
■今年も『Re:ゼロから始める異世界生活』の『レム』が強い!
キャラクターでダントツの人気を誇ったのは、『Re:ゼロから始める異世界生活』のヒロインのひとり『レム』でした。原作がライトノベルの同作は、アニメが2016年9月まで放送されており、特に2016年の夏頃からずっとその人気を維持しています。フィギュアなどグッズ化が多くされているのも、注目度が集まり続けている理由のひとつです。
■新語部門
1位『アズールレーン』
2位『Splatoon2』
3位『モンスターハンター:ワールド』
4位『PUBG』
5位『SINoALICE -シノアリス-』
6位『NEW GAME!!』
7位『きららファンタジア』
8位『ファイアーエムブレム ヒーローズ』
9位『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』
10位『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
■今年登場した“新語”で最も注目が高いのは『アズールレーン』
多くの新作ゲームが並ぶなか、今年始めて登場したワードのなかで最も注目されたタイトルはスマートフォン向けゲーム『アズールレーン』でした。2017年9月にリリースされた同タイトルは、そのイラストの魅力やゲームとしての面白さから、すぐにTwitterを中心として話題を呼びました。2位の『Splatoon2』は、TPSでありながら“塗り”という革新的なゲームシステムで一躍人気タイトルに並びでた『Splatoon』が、『Nintendo Switch』向けに進化して2017年7月にリリースされました。3位は『モンスターハンター』シリーズの最新作です。『Playstation 4』で描かれる新たな世界観に、まだ発売前であるにもかかわらず高い注目が集まっています。4位の『PUBG』は、アーリーアクセス版から『ドン勝』で話題をさらったゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』の略称です。2017年12月21日に正式サービス開始ということもあって、更なる盛り上がりが期待されます。
■ランキングの総評
ランキング全体をとおして、アニメ『けものフレンズ』が突き抜けたものの、その他は2016年以前に人気を得たタイトルが変わらず支持され続けている結果となりました。そんな『けものフレンズ』もスマートフォン向けアプリゲームのリリースを予定していますが、ここ数年、スマートフォン向けゲームのリリース本数は増え続け、激戦区としての様相を呈しています。2017年は、『Fate/Grand Order』が変わらない勢いを見せた一方で、『アズールレーン』『SINoALICE -シノアリス-』など、新規リリースタイトルの台頭も見逃せません。新語ランキングの顔ぶれがほとんどゲームタイトルであるように、2017年は新作ゲームの勢いが非常に強い年であったことが伺えます。
■『ハッカドール』
©DeNA Co.,Ltd.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432