サウジアラビアのマンガプロダクションズと東映アニメ、静野孔文監督を起用したシネマ用アニメ制作をスタート
サウジアラビアのマンガプロダクションズと東映アニメーション<4816>は、1月22日、「名探偵コナン」「ゴジラ怪獣惑星」などを手がける静野孔文監督と、「ポケモン」「イナズマイレブン」シリーズの脚本家、富岡淳広氏をスタッフに迎え、サウジと日本のコラボ・アニメ映画の制作をスタートしたことを発表した。
この映画制作は、昨年11月リヤドで開催された「ミスク・グローバル・フォーラム」にて、マンガプロダクシンズと東映アニメーションが今後いくつかのアニメ作品を共同制作していく提携を結んだことから始まっている。すでにサウジの民話「キコリと宝物」は完成し、アラブ地域と日本での放映を待っている状態。
今回スタートした映画制作は、両社のコラボ第二弾となる。現在、日本・サウジのチームが構想を練っている最中で、ストーリーが具体化した後サウジでロケーションを行う予定とのこと。
<以下、プレイリリースより>
映画制作について、 監督ならびに脚本家からコメントを頂いています。
■静野孔文監督は「現在、マンガプロダクションズと東映アニメーションで映画を鋭意制作中です。今まで自分が作り上げてきた映画とは一線を画す映像表現、シナリオ構成、音楽の構成となるように、皆様に驚いてもらえるようにがんばっております。」と述べました。
■シナリオを担当の富岡氏は「現在、静野監督と新しい映像表現や物語表現などにチャレンジしているところです。皆様、完成を楽しみに待っていてください。必ず面白い物語を届けます。」と述べました。
■マンガプロダクションズCEOのブカーリ・イサムは「今回のプロジェクトで静野孔文氏・富岡淳広氏と一緒に作品を作ることを大変うれしく思います。サウジでは、現地のアーティストとも会って頂きます。日本・サウジ間の史上初めてのアニメ映画になるこの作品を大いに期待しています。サウジのクリエイターは、日本の映画スタッフと仕事を進めることでアニメの制作過程や技術を学んでいきたいと思います。」と語りました。
▲マンガプロダクションズと東映アニメーションのチーム。最前列左から富岡氏、静野監督、ブカーリ・イサムCEO、アルマダホ・アムルCOO。
今回のアニメは、100分の劇場用アニメ映画で、新しく出来るサウジの映画館で上映予定です。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- マンガプロダクションズ