任天堂<7974>は、1月31日、2018年3月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想9600億円から1兆200億円(増減率6.3%増)、営業利益は同1200億円から1600億円(同33.3%増)、経常利益は同1250億円から1750億円(同40.0%増)、当期純利益は同850億円から1200億円(同41.2%増)にいずれも再度上方修正された。
第3四半期連結累計期間の販売実績およびその後の状況を踏まえた結果、通期の販売予想を見直し、為替の前提レートも一部見直したことで売上高、利益ともに従来予想を大きく上回る見通しとなった。
また、同時に発表した2018年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高8570億円(前年同期比2.7倍)、営業利益1564億円(同5.9倍)、経常利益1945億円(同3.9倍)、四半期純利益1351億円(同31.1%増)となった。なお、海外売上比率は74.7%となっている。
Nintendo Switchはハードウェアが発売以来好調な売れ行きとなり、年末商戦期にさらに販売台数が大きく増加した。ソフトウェアでは10月に発売した『スーパーマリオ オデッセイ』が大ヒットとなり、全世界で907万本の販売を記録した。また、それぞれ4月、7月に発売した『マリオカート8 デラックス』や『Splatoon 2』は、各733万本、491万本を販売し、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて8タイトルとなった。これらの結果により、当期のハードウェアの販売台数は1,213万台、ソフトウェアの販売本数は4,710万本となった。
ニンテンドー3DSは、ハードウェアの販売はNintendo Switchの発売後も勢いを落とすことなく、特に米国では年末商戦期に販売を伸ばした。その他の地域でも堅調に推移し、販売台数は586万台(前年同期比9%減)となった。ソフトウェアでは、11月に発売した『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』は717万本と販売を伸ばしたが、当期の販売本数は3,125万本(前年同期比33%減)となった。
その他、9月から10月にかけて国内外で発売した「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が人気となったほか、amiibo(アミーボ)は、ソフトウェアの発売と同時に新作を発売するなどラインアップの拡充を図り、フィギュア型が約930万体、カード型が約500万枚の販売となった。
また、ダウンロードビジネスは、特にNintendo Switchでのダウンロード販売が好調だったことにより、ダウンロード売上高合計では431億円(前年同期比87%増)となった。
スマートデバイスビジネスでは、前期までに配信を開始した『スーパーマリオ ラン』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に加え、10月から11月にかけて国内外で『どうぶつの森 ポケットキャンプ』の配信を開始した。スマートデバイス・IP関連収入などの売上高は291億円(前年同期比2.7倍)となった。
なお、2018年3月期通期の業績予想は、前述の通り上方修正されており、売上高1兆200億円(前期比2.0倍)、営業利益1600億円(同5.4倍)、経常利益1750億円(同3.4倍)、当期純利益1200億円(同17.0%増)の見込み。
第3四半期連結累計期間の販売実績およびその後の状況を踏まえた結果、通期の販売予想を見直し、為替の前提レートも一部見直したことで売上高、利益ともに従来予想を大きく上回る見通しとなった。
また、同時に発表した2018年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高8570億円(前年同期比2.7倍)、営業利益1564億円(同5.9倍)、経常利益1945億円(同3.9倍)、四半期純利益1351億円(同31.1%増)となった。なお、海外売上比率は74.7%となっている。
Nintendo Switchはハードウェアが発売以来好調な売れ行きとなり、年末商戦期にさらに販売台数が大きく増加した。ソフトウェアでは10月に発売した『スーパーマリオ オデッセイ』が大ヒットとなり、全世界で907万本の販売を記録した。また、それぞれ4月、7月に発売した『マリオカート8 デラックス』や『Splatoon 2』は、各733万本、491万本を販売し、当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて8タイトルとなった。これらの結果により、当期のハードウェアの販売台数は1,213万台、ソフトウェアの販売本数は4,710万本となった。
ニンテンドー3DSは、ハードウェアの販売はNintendo Switchの発売後も勢いを落とすことなく、特に米国では年末商戦期に販売を伸ばした。その他の地域でも堅調に推移し、販売台数は586万台(前年同期比9%減)となった。ソフトウェアでは、11月に発売した『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』は717万本と販売を伸ばしたが、当期の販売本数は3,125万本(前年同期比33%減)となった。
その他、9月から10月にかけて国内外で発売した「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が人気となったほか、amiibo(アミーボ)は、ソフトウェアの発売と同時に新作を発売するなどラインアップの拡充を図り、フィギュア型が約930万体、カード型が約500万枚の販売となった。
また、ダウンロードビジネスは、特にNintendo Switchでのダウンロード販売が好調だったことにより、ダウンロード売上高合計では431億円(前年同期比87%増)となった。
スマートデバイスビジネスでは、前期までに配信を開始した『スーパーマリオ ラン』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に加え、10月から11月にかけて国内外で『どうぶつの森 ポケットキャンプ』の配信を開始した。スマートデバイス・IP関連収入などの売上高は291億円(前年同期比2.7倍)となった。
なお、2018年3月期通期の業績予想は、前述の通り上方修正されており、売上高1兆200億円(前期比2.0倍)、営業利益1600億円(同5.4倍)、経常利益1750億円(同3.4倍)、当期純利益1200億円(同17.0%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974